プロも愛用するT-falアイロンに、コードレス登場
T-fal フリームーブ【FV9940】
およそ80年(※)の歴史と、アイロンの販売金額シェア世界No.1を誇るティファール。日本でもスタイリストはじめ、プロが支持するアイロンとして人気を集めています。そんなティファールから初のコードレスが誕生しました。パワフルスチームが売りのティファール、コードレスでもその実力を維持しているのでしょうか? 試してみました。
※ティファールブランドを有するグループセブのアイロンの歴史
“パワフルスチーム”を実現し、コードレス市場に参入
コード付きがメインの製品ラインナップは、バリエーションの豊富さも人気
業界最大級のスチームパワーを誇るティファールlは、ラクに早くアイロンを掛けるには“パワフルスチーム”が必須という信念のもと、安定して熱を供給できるコード付きにこだわってきました。しかし、日本の市場ではコードレスが主流になりつつあります。そこで、強力なスチームパワーと安定した熱供給を実現した、ティファール初のコードレス スチームアイロン「フリームーブ」を開発しました。
最大100g/1分もの大量スチームを噴射する、ジェットスチーム(※画像のアイロンは同時発売のフリームーブ・9330)
この「フリームーブ」は新開発の「高温長持ちシステム」により、強力なスチームパワーの維持とかけ面の熱保持力を実現。アイロン内部に熱容量が鉄の約2倍あるアルミニウムの塊を、従来品の1.4倍内蔵することで熱保持力をアップし、パワフルスチームを安定して供給できるようになったのです。ちなみに、76個のスチーム孔から最大100g/1分もの大量スチームを噴射するジェットスチームは、やはり圧倒的なパワー! これならしっかりシワがのびそうです。
アイロン掛けをラクにするT-falのこだわりいろいろ
ある程度の重さと大きさがあるのが理想のアイロンというT-falらしいボリューム感
次にアイロンの大きさに注目。衣類のシワをのばすには、適度にプレスする力が必要となります。プレスする力は「アイロンの本体+動かす人の力」のため、アイロンが軽いと自分の力で抑えつけなくてはなりません。だからこそ、アイロン本体には適度な重さが必要ということになります。また、かけ面の大きさも重要。何度もアイロンをあてる手間を省くには、ある程度大きいかけ面が望ましいとのこと。結果、適度な重さと大きなかけ面が、ティファールの理想とするアイロンになっています。
本体1.35kgなので、片手で持ち上げて使うにはさすがに重い…
確かに「フリームーブ」のかけ面は、国産メーカーのアイロンに比べるとやや大きめです。さらに重さも1.35kg。仮に、水タンク250mlに水をいっぱい入れると1.5kg以上になりますので、やはり重い部類になります。ハンガーショットのように、片手で持ち上げて使うにはさすがに重い……という印象です。
高温になるほど滑りが良くなる「特殊セラミック加工かけ面」
しかし重みがある分、かけ面に工夫がされています。ラクにアイロン掛けをができるよう、かけ面が滑りやすくなっているのです。この製品は、もともと軽く押せばスムーズに動くのですが、さらに「特殊セラミック加工かけ面」を採用し、温度が上がるほど滑りが良くなる仕上げになっています。確かに、電源を切っている時は「やや重い……」と感じても、高温になると指1本でスルッと生地の上を滑るから不思議です。これなら、腕に力を入れなくてもしっかりシワがのばせます。
先端までびっしりあるスチーム孔
また、ボタン回りや襟元など、細かい部分にもしっかりスチームが行き渡るように、先端には大小のスチーム孔がびっしり配置されています。これも、アイロンの仕上がりを追求するT-falならではのこだわりと言えるでしょう。
引き続き、使い勝手をチェックします!>>