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エコ設備の特徴と選び方(2ページ目)

地球環境が注目されている現在、国が進める政策のみならず、我々も住まいを造る時や設備をリニューアルするときに、地球環境に優しい住宅設備機器を知っておくと良いと思います。ここにその機器の種類と特徴をご紹介します。

原田 正史

執筆者:原田 正史

思いやりの家づくりガイド

太陽光発電システムの選び方

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太陽電池

太陽光発電システムは、以前は設置価格も高く、耐久性もそれほど長く無かったのですが、最近では性能も向上し、価格も抑えられ国や地方自治体からの補助や電気買取制度で、利用が進んでいます。

デザインも単に四角いタイプから、屋根の材料と一体となるタイプまであります。

注意点は屋根の防水と構造です。
特にリフォームで、太陽光発電パネルを屋根に乗せる場合に、誤って防水に穴をあけて雨漏りしてしまうというケースが目立ちます。また太陽光発電パネルの重さが、屋根構造に耐えられるかどうかも注意しなければなりません。

太陽光発電システムを取り入れる時には、取り付け工事会社の方と話をして、自分の家の構造や屋根に合ったパネルを、的確な時期に選ぶと良いでしょう。

LED照明の選び方

LED照明という言葉は、よくTVコマーシャルでも取り上げられていて、各メーカーからいろんな物が出ています。

ただ単にLED照明にしたから良いという訳ではなく、間違ったLED電球の使い方をしていると暗いばかりでなく、壊れる場合もあるので注意が必要です。

その注意点としては、主に電球のみ変える場合についてです。
いままでご家庭でお使いの照明器具の白熱電球をLED電球に取り替える場合、一方向のみが明るくて、他が暗くなったりします。これは光の広がり具合に差があるため。

白熱電球は、ソケット方向以外ほぼ360度に近く光が出ていますが、LED電球の光はまだ広がりが少なく、一方向にまっすぐ強い光が出る電球が多いのです。よって部屋全体が暗くて一部分のみ明るいということになって、落ち着かない空間となります。

またLED電球も、調光ができるものとできないものがありますので、ご家庭のダウンライトなど調光装置があるところに取り替える場合は、調光可能LED電球を選んでください。

ではLED電球ではなくLED照明器具ではどうか。
こちらは取り付け場所や広さに合わせた器具が多種多様開発されているので、取り付ける場所に合わせて選ばれるといいと思います。またリモコンで調光や調色、タイマーコントロールができるものもあり、新しい商品が次々と発売されているので、お店の方に最新の技術など、よく説明を聞いてからご購入されるといいと思います。


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