チャイルドシート/人気・おすすめのチャイルドシート

「回転・多機能」で選ぶ新生児対応チャイルドシート(3ページ目)

回転シートやベッド型などの変形するシートなど、多機能をキーワードにチャイルドシートをセレクトしました。

森本 博

執筆者:森本 博

チャイルドシートガイド


・コンビ ラクティアターン

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0~4歳対象。業界でも、最も早い時期から回転シートにこだわって開発してきたコンビ。ラクティアターンは大型で重量級のチャイルドシートとなりますが、回転構造のウィークポイントを解消すべく強化を図り、信頼性の高いチャイルドシートに仕立てています。その代わり、前向き乗車時には背もたれ上部にもロックがかかるようになっていますので、強度は抜群に上がる代わり、回転がそのままではできません。一旦ロックが外れる位置までリクライニングを起こしてからの回転となるので、非力な方には少し億劫な作業になります。実質的に回転シートを有効に活かせるのは、0~1歳の後ろ向き乗車時と割り切った方がいいかもしれません。

振動レスシステムと呼ばれる衝撃吸収素材がふんだんに使われているのもこの製品の特長。背もたれに低反発クッション。上位機種は座面の低反発クッションと、頭部に衝撃吸収特殊ゲル素材が使用され、赤ちゃんを優しく守ります。立体感に優れたインナークッションとあいまって、乳児期のすっぽり感は安心そのもの。

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座席の直上にリヤウィンドウが来るようなお車の場合、大きく深い日よけが助かるでしょう。

子どもを座らせたままリクライニングも動かせるので、寝てしまったら倒し気味に、起きている時はしっかり体を起こして座らせてあげられます。何気ない事ですが、子どもは基本的に起きている時は体をしっかり起こしたがる傾向があります。けれど、車に揺られるとすぐ寝てしまうので、起きている時にあわせて角度を固定すると、寝た時に頭がふらふらして落ち着かないという事になりやすいです。そんな時に少しでもいいのでリクライニング機構が付いていると、都度変更ができて快適に使用できます。リクライニングが付いていても、変更の度に、取り付けのシートベルトを調整しなければならないチャイルドシートもありますので、乗せたままリクライニングが出来るかどうかは大切なチェックポイントです。

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取り付けのシートベルトはシートの下部と後方にスッキリ収まりますので、子どもの乗降の邪魔になることもありません。

15キロと、かなり重量のある回転シートなので、頻繁にチャイルドシート自体を付け外しする方には重さがネックになります。また、ドアを開けて子どもを乗せ降ろしするより、いったんは子どもと一緒に車内に乗り込んで、ドアを閉めてからゆっくり子どもを乗せる方がやりやすいと考える方もいらっしゃいます。その場合は回転シートがあまり必要ではありません。(回転シートと言っても、車の内側には回転できない事が多いのです。)

キャビンが狭く、車高も低いといった車の場合は、この手の座面が高く大型のチャイルドシートは、なんだかかさばって感じる事があります。キャビンの広めの車に似合っています。


メーカーの製品ページ
http://www.combi.co.jp/products/carseat/wl_luxtia/
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