見直し前はすすめられるがままの生命保険に加入
結婚して夫の職場で加入した生命保険、すすめられるがままの内容のものでした。■死亡・高度障害への備え
死亡、高度障害時の保険金:3000万円(終身保障は100万円)
3大疾病・疾病障害に該当時:500万円(特約)
要介護状態:生涯にわたり毎年100万円(特約)
■入院・怪我などへの備え
入院時:入院1日 1万円(初日から支給されます)
*保険料 1万210円(40歳、55歳で更新)
保険料の増額や契約切れなどの問題点
主契約の終身保険(死亡で一時金100万円)以外は40歳、55歳で更新があり、以降の保険料が2倍~4倍増する。⇒子どもに教育費がかかるときに4万5000円もの保険料を払えるのか。
65歳で主契約以外の契約が切れる。高額な保険料を払い込むにも関わらず、死亡・高度障害100万円以外は何も残らない。
⇒シニア世代になったら医療保険に入り直さないといけない。
すべての保険期間払い込んだ場合、累積保険料は1200~1300万円ほどだが、65歳過ぎると終身100万円しか戻らない。
⇒イザというときは助かる保険であるけど、65歳超えると1000万円以上払込み損になる。
貯金が増えたこと、遺族年金の支給も考慮し見直しを
■死亡・高度障害に備え変動終身保険(積立方式で60歳まで払込、55歳以降は支払額<解約返戻金
死亡時 600万円、高度障害時 500万円。
生存して60歳で受け取る場合 351-521万円(運用実績で変化)、70歳で受け取る場合 398-753万円。
*年12万円の支払いで支払総額 334万円。
死亡・障害・生存でも払い込んだ分を割り込まない
家族収入保険(掛け捨て):
夫が亡くなった、高度の障害を被った場合、
60歳まで家族に月10万円が支払われる。
*年に4万2000円の支払い
■入院・怪我などへの備え
入院時:入院1日目~60日 10000円、61日~120日 5000円
(60歳までに払い込み、保障は一生涯続きます)
*年に8万円ほどの支払い
生命保険の見直しの結果
払込み保険料の総額 1200万円→690万円60歳未満で死亡した場合の保険金は3000万円→2000万円
と減りましたが、60歳以上では死亡100万円、医療保険なし→死亡600万円、医療保険払込み済で保障だけが続く という形になりました。