子どもにケータイを持たせるべき?悩める親が多数
子どもにケータイを持たせるべきかどうか。年頃の子どもを持つ親としては気になる話題ですよね。先日、MMD研究所が「小学生の子を持つ親の携帯電話・スマートフォンに関する意識調査」と題した、アンケート調査の結果を発表しました。この調査によれば、子どもにケータイを持たせていると答えた人は、従来のケータイ、スマートフォンを合わせて41.9%。子どもに携帯電話を持たせる必要性を聞いた質問では、必要性を感じる人、やや感じる人をあわせて、52.5%の人がイエスと答えています。つまり半数以上の親が、子どもにケータイは必要だと考えていて、実際に4割以上の親がすでにケータイを持たせているということです。
私の周りでも、最近は子どもにケータイを持たせる人が増えてきたなぁと感じます。特に両親が共に仕事を持っている家庭では、どうしても子どもに目が行き届かなくなる時間が増えるため、ケータイを持たせたいと考える人が多いように思います。実際に、子ども向けにどのような機種を選んだらいいかという、相談を受けることも少なくありません。最近は世間全般の流れとして、ケータイからスマートフォンへのシフトが進んでいますので、スマートフォンにすべきかどうかという質問もよくされます。
店頭のラインナップを見てもわかるように、今やケータイよりもスマートフォンのほうが、選べる機種の種類が豊富という時代になりました。子どもは流行に敏感ですから、当然ながらスマートフォンへの関心も強い。実際に触らせると、私たち親世代が苦手とするタッチ操作も、あっという間に使いこなしてしまいます。何より、いずれケータイからスマートフォンへと切り替わっていくなら、子どもにも早めにスマートフォンを持たせたほうがいいのでは……と考える人もいるのではないでしょうか。
では、子どもにスマートフォンを買い与える場合に、どんな点に注意すればいいのでしょうか?