社会福祉士/社会福祉士の基本情報

社会福祉士になるには

社会福祉士国家試験は年1回1月に行われます。社会福祉士国家試験を受験するには受験資格を取得することが必要です。受験資格取得には様々なルートがありますが、社会人にとっては社会福祉士養成施設を修了するのが近道です。国家試験は易しいとはいえませんが、社会福祉士養成施設の合格率は平均合格率に比べてかなり高くなっていて、社会人にとって有利な資格といえるかもしれません。

執筆者:原田 和明

社会福祉士国家試験とは

社会福祉士の国家試験は年1回、例年1月第4日曜に行われています。
社会福祉士の試験科目(19科目18科目群)は次の通りです(第25回国家試験)。

1.人体の構造と機能及び疾病
2.心理学理論と心理的支援
3.社会理論と社会システム
4.現代社会と福祉
5.地域福祉の理論と方法
6.福祉行財政と福祉計画
7.社会保障
8.障害者に対する支援と障害者自立支援制度
9.低所得者に対する支援と生活保護制度
10.保健医療サービス
11.権利擁護と成年後見制度
12.社会調査の基礎
13.相談援助の基盤と専門職
14.相談援助の理論と方法
15.福祉サービスの組織と経営
16.高齢者に対する支援と介護保険制度
17.児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
18.就労支援サービス・更生保護制度

問題数は125問で、試験時間は午前が精神保健福祉士との共通科目(1.人体の構造と機能及び疾病~11.権利擁護と成年後見制度)2時間15分、午後が社会福祉士の専門科目(12.社会調査の基礎~18.就労支援サービス・更生保護制度)1時間45分となっています.

このように大変広い範囲からの出題となっているため、社会福祉士国家試験に合格するには、福祉についての幅広い知識が必要です。

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