「貯める」交換レート・手数料で比較―ポイントの単位・価値の違いに注意―
まず最初に比較すべきは、ポイントサイトやアンケートサイトなどのポイントをポイント交換サイトのポイントに交換するときの、いわゆる「貯める」交換レート・手数料。各サイトのポイントの単位と価値の違いに注意して、交換レート・手数料を見極めないと、思わぬ損失になりかねません。たとえば、ポイントサイトのハピタスでは、ポイント交換サイトのPexおよびNetMileへの交換レート手数料を、次のように表示しています。
Pex 交換レート300pt→3000ポイント 交換手数料0pt
NetMile交換レート500pt→500mile 交換手数料0pt
一見した印象では、どちらも等価交換のようですが、ポイントの価値は1円分がハピタス 1pt、Pex 10ポイント、NetMile 2mileなので、Pexは等価交換でも、NetMileのほうは価値半減です。
「使う」交換レート・手数料で比較―確実に使う予定のある交換先で―
次に比較すべきは、ポイント交換サイトのポイントを、買物やサービスに使えるポイント、電子マネー、現金などに交換するときの、いわゆる「使う」交換レート・手数料。ここで最も重要なのは、確実に使う予定のある交換先にしぼって比較・検討すること。使う予定のないポイントや電子マネーは、最悪の場合、無価値になってしまいますから、交換レートがどんなにお得でも、無視したほうが無難です。ちなみにアマゾンギフト券ならPexが一番お得。490円分のポイントで500円のギフト券と交換できます。
最小交換量・交換単位で比較―保有ポイントが少ないときに―
「貯める」にせよ「使う」にせよ、保有ポイントが少なく、今後もまとまったポイント獲得の見込みがない場合、ポイントを無駄にしないためには、少ないポイントで交換できるかどうかが重要になります。交換先ごとに設定される交換に必要な最小ポイントは500円分が標準的ですが、300円分、100円分、10円分といった、より小さい最小交換量が設定されている場合もあるので、自分のポイント保有・獲得状況に見合う交換先があるかどうか、比較・検討しましょう。ちなみに、nanacoポイントへの交換ならGポイント。30円分から1円単位で等価交換できます。