ガソリン価格、値上がりが止まらず

レギュラーガソリンの1年間の価格推移(gogo.gs提供)

レギュラーガソリンの1年間の価格推移(gogo.gs提供)

ガソリン価格が上昇しているようです。1年前のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットルあたり143.7円(※1)、2014年6月12日時点では163.6円と1年間で20円も上がっているのです。

そこで、少しでもガソリン価格を安くしようとガソリンスタンドのクレジットカードを考えている方・使っている方も多いのではないでしょうか? 今回は、ガソリンスタンドの年会費無料のクレジットカードがおトクかどうか考えてみたいと思います。

「ENEOSカード S」は年に1回でも利用すれば年会費が無料、「出光カードまいどプラス」は年会費無料と保有しやすく、どちらも請求時ガソリン・軽油が1リットルにつき2円引きと言ううれしい特典もあります。40リットル給油すると80円のおトクですね。

また、ガソリンスタンドには「会員価格」が設定されている場合があります。ENEOSの場合は「現金カード」や「Tカード」を保有している方は1リットルあたり2円引き(※2)で給油が可能の場合が多いです。ただし、ENEOSカードSで支払うと、更に値引きが大きく1リットルあたり3円引きです(※2)。「ENEOSカードS」等は年会費が無料で、会員価格と請求時の割引で5円相当の値引きがあるため、ガソリン代の支払い用に保有している方も多いのではないでしょうか。

では、レギュラーガソリンが163円/リットルで、40リットル給油する場合を考えてみます。40リットル給油すると6520円ですね。「ENEOSカード S」で支払うと会員価格で3円引き、請求時2円引きですから実質6320円の支払いとなります。ただし、「ENEOSカード S」での支払いの場合、給油分にはクレジットカードのポイントは付与されません。

クレジットカードの特約店とは?

では、他にガソリン代でおトクになる方法はあるのでしょうか?

クレジットカードの中には、特約店が設定されている場合があります。この特約店とは、そのお店でクレジットカードを使うとポイントが○倍になると言うおトクなお店です。例えば、ENEOSが特約店になっているクレジットカードは、楽天カード、DCMX、ANAカード、JALカード、ビックカメラSuicaカード等があります。

楽天カードの場合、ENEOSで給油した分はポイントが2倍。さらに、提携クレジットカードでも「現金カード」や「Tカード」会員と同じように、「会員価格」が適応されます。先ほどの例で考えると、6440円に対して楽天スーパーポイントが2%付与されますので128ポイント獲得できます。楽天スーパーポイントは1ポイント=1円として考えられますので、128円分のポイントを獲得したということですね。

■「ENEOSカード S」で支払った場合 : 
給油時 :(163 - 3) × 40 = 6400円
請求時 :2 × 40 = 80円引き
⇒ 実質6320円
■「楽天カード」で支払った場合 :
給油時:(163 - 2) × 40 = 6440円
請求時:64 × 2 = 128ポイント
⇒ 実質6312円

ガソリンスタンドが特約店になっているクレジットカードを選ぼう

「ENEOSカード S」で支払うのと、「楽天カード」で支払うのでは、8円分「楽天カード」で支払ったほうがおトクです。もちろん値引きとポイント還元の違いはありますが、特約店のあるクレジットカードを保有しているのであれば、ガソリン代の値引きのためだけに新しくクレジットカードを作る必要はありません。

また、先ほど紹介した「楽天カード」や「ビックカメラSuicaカード」等はどこで使っても還元率1%とメインカードとしてもサブカードとしても使えるクレジットカードです。ガソリン代を支払うためだけに専用のクレジットカードを持つよりも、ガソリンスタンドが特約店になっている還元率の高いクレジットカードを保有する方がおすすめです。

もちろん、家計の中でガソリン代が多くを占めていたり、個人タクシー等、毎月多くのガソリン代を支払っている場合は、ガソリンスタンドのクレジットカードを作るメリットはあります。その場合は、年会費が有料でも、割引率やポイントがアップするクレジットカードを選びましょう。

※1gogo.gsでのガソリン価格の全国平均値
※2 ガソリンスタンドによって割引金額が異なります。お近くのガソリンスタンドで確認して下さい。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。