iPhoneアプリのプログラミング/iPhoneアプリ開発の基本

Xcodeの基本的な使い方(3ページ目)

Xcodeの基本的な使い方について画面構成をもとに解説をしていきます。

長尾 俊

執筆者:長尾 俊

iPhoneアプリのプログラミングガイド

アプリの設定

選択画面の一番上にある行を選択すると、そのプロジェクトの設定ができるようになります。ここの画面ではアプリのアイコンやスプラッシュ(起動時に出てくる画像)を設定したり、必要なファイルを入れたり実行の仕方を設定したり、プロジェクト全般に関わる設定を行うことができます。
config

アプリの設定画面

実行

run1

実行ボタン

画面の左上に右図のようなボタンがあると思います。三角(Run)のボタンを押すとプログラムがチェックされ、エラーが無ければシミュレータが立ち上がりプログラムが実行されます。右図のように三角(Run)ボタン右のエリアを選択すると実行環境を選べるようになっていて、シミュレータのOSのバージョンやつないだ実機を選ぶことができます。

simulator

シミュレータの画面

実行が成功すると上図のようなシミュレータが起動します。シミュレータではマウスでクリックしたりドラッグ&ドロップをすることなどによって指でのタッチ動作やフリックをシミュレーションできます。

simulator_menu

iOSシミュレータのメニュー

上部のメニューには色々な機能が備わっています。上図のようにデバイスを変えることができたり、回転や振る動作、位置情報などのシミュレーションをすることが可能です。加速度センサーやBluetoothなどシミュレーションすることが難しい機能もありますが、基本的な確認はシミュレータで行うことができます。プログラムの実行を終了するには三角(Run)ボタンの右隣にある■(Stop)ボタンを押しましょう。

今回はXcodeの基本的な使い方を解説しましたが、まだまだXcodeは機能をたくさん持っています。それらは実際にアプリを作っていく上で次第に習得していくことができると思いますので、次回からは実際にアプリを作っていきましょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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