スマホブームで好業績のアオイ電子(6832)に注目!

スマートフォンブームの波に乗るアオイ電子(6832)に注目!

スマートフォンブームの波に乗るアオイ電子(6832)に注目!

インプレスR&Dが公表した『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2013』によると、スマートフォン利用率は個人が39.9%、企業が41.7%とほぼ倍増 とのこと。しかし、まだ普及率は4割程度ですから、2013年は一層の普及が期待されるところです。つまり、スマートフォンブームの恩恵を受けて業績が成長してきた企業にとっては、2013年も好業績を期待できるところだと思います。

そこで注目したいのがアオイ電子(6832)です。同社は独立系の電子部品製造企業。2013年3月期上半期の業績ベースで、主要部門の売上構成を見ると、集積回路が85.7%、機能部品が10.1%、チップネットワーク抵抗器が3.7%となっています。同社の注目点はスマートフォンブームに乗り、主要製品の集積回路の販売が好調であり、上方修正の可能性も高い点です。その割に株価は割安です。

まず、2013年3月期上半期の業績ですが、売上が前年同期比2.9%増の146億500万円、営業利益が42.3%増の17億3300万円、純利益が27.8%増の8億5800万円と、大幅増益となっています。売上に比べ利益が大きく伸びている要因は、スマートフォン向けの集積回路とLED部品(照明用も含む)が予想以上に堅調であり、採算性の高い大口需要が増えているためのようです。

予想据え置きの通期の業績予想は上方修正の可能性が高い

ちなみに、同社は上半期の業績予想を、発表前に上方修正しているのですが、下半期の経営環境が不透明ということで、通期の業績予想については据え置きとしています。このため、通期の業績予想は売上が前年比5.4%増の275億500万円、営業利益が70.9%増の19億9300万円、純利益が6.7%減の10億1700万円となっています。しかし、上半期の時点で営業利益は通期予想の87%、純利益は通期予想の84%を達成しており、上方修正は必至と見ます。前述にあるようにスマートフォンブームは2013年も好調な状態が続くと思います。さらに言えば、日本経済の活性化でその他の製品の販売も好調に推移すると思われます。

これに加え、同社は半導体の後工程に特化した製造会社であるルネサスハイコンポーネンツ(以下、RHC)を2013年1月1日付けで買収することが決まっています。2012年3月期のRHCの売上は59億5900万円、営業利益は3億7500万円ですが、今期からは1-3月分(つまり約4分の1)が、来期からは通期で寄与してくることになり、こちらも業績を拡大させるエンジンとなります。

株価は堅調に上昇していますが、仮に通期純利益が上半期の2倍となった場合、予想PERは10.5倍(2013年1月21日終値で計算)となり、まだ割安感があると思います。さらに、同社は自己資本比率が高く財務内容が堅固な点も評価できます。上方修正を期待しつつ投資するタイミングとしては面白いと思います。

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