外国人が生命保険に加入する際の条件とは?
■日本語が理解できること保険契約を結ぶには約款の内容を理解すること、契約書へ記入することが必要です。そのため、日本語が理解できることが加入条件となるでしょう。
なお、英文の約款や契約書を用意している保険会社もあります。また、配偶者や雇用主など約款の内容を本人に伝達でき、被保険者となる外国人がその内容を理解できるのであれば、保険に加入できる、としている会社もあります。
■外国人登録証明書等が提出できること
不法入国者や不法滞在者などは加入できません。
■死亡保険金の受取人について
保険会社にもよるのですが、「死亡保険金の受取人は、日本国内に居住している個人」を指定できること、といった条件が設けられていることもあります。事前に約款を確認しておく必要がありますね。
■捺印について
外国人は、日本と違って「捺印」の習慣がないことも多いのです。そこで、捺印の代わりにサインを使うことになります。
また、保険契約書類を記入する際「自署」を求められることがあります。この場合、「自国語で書いた本名」が必要なのか、あるいは日本での生活上、日常的に使用している名前が必要なのかが、保険会社や記入する欄によって違いますので、担当者に確認しながら手続きをする必要があります。