梅林
梅林には20種類200本の梅が植えられています。1968年に明治百年記念事業として北天満宮や大宰府などの協力を得て全国の名梅を集めて造成されました。雪の中に梅特有の優雅な枝ぶりが映えて、見事な雪景色です。曲水
標高が高い所に位置しているにも関わらず、園内には水の流れがいくつもあります。金沢を代表する川のひとつ・犀川(さいがわ)上流から引いてきた辰巳用水の水です。ガイドがおすすめするのは根上松と梅林の間にある曲水です。春になれば桜が水のほとりを彩り、まさに絵巻物のような風景が見られるところですが、雪の華が咲いている様子もおすすめです。
霞ヶ池
兼六園の中ほどにある霞ケ池です。この墨絵のような写真はことじ灯籠や唐崎松とちょうど反対の方向から、雪が降っている時に撮ったものです。また近くには池を掘った土で造ったとされる高さ9メートルの築山・さざえ山もあります。頂上につながる道がさざえのようにぐるぐるしているのが特徴です。