ラストダンスは私と一緒に
突然、恋人が行方不明になった女と突然、見知らぬ男にときめく女―。一人の男を巡って繰り広げる、切なくて美しいラブストーリー 。 ｢オールイン｣で一躍日本のファンを魅了したチソンと元Ｓ．Ｅ．Ｓメンバー・ユジンの競演。 韓国高視聴率をマークした、本格派感涙ドラマです。大会社の御曹司、カン・ヒョヌ（チソン）。病弱な父と明るく元気にペンションを営むチ・ウンス（ユジン）。 チ・ウンスの前に大怪我を負い記憶を失くしたヒョヌが現れる。一年の月日が流れ、いつしか二人は男と女の関係に。しかし婚約式を無事に終えた後、突然チャンホがウンスの前から消えてしまい……。
チ・ウンスを見ると元気が沸きます。心が強いんです。いいたい事をはっきり言うし、行動する逞しい女。本来とっても素直で明るい彼女が、好かれるのは当然かも。自分を覚えていないうえに嫌われた状況の中で、ヒョヌのそばに居つづけるのは、かなりの勇気です。
ヒョヌとウンスが海岸で楽しそうにしているシーンがあります。いわゆるラブラブな場面だけれど、すごく自然。
二人の関係がとてもよくて 一途な愛がいいです。二人の純粋なまでに相手を思いやる姿は見ていて切なくなります。失った記憶に焼き付けられている愛……私を思い出して……という彼女の心の叫びが聞こえてきそうな胸が痛くなるほど切ない愛のお話です。
やはり『運命の恋』ってあるんだなと思えるエピローグです。
二人の愛のしるしとして、「記憶が戻らずとも いや 記憶が戻り現実に返るとしても 永遠に愛し 共に生きると誓う」 という言葉があります。この言葉がいかにドラマで重要か察しがつきます。
登場人物がみな良い人で、何人か居る悪役も、納得、理解できる悪っぷり。好感を持ちつつ素直に、そして気軽に見られる世界観が素敵な一作です。韓国ドラマの王道的設定、正統派ラブストーリー。
どっぷり涙してください！
