創業は江戸末期。五代目 野田岩 麻布飯倉本店
建物外観は細長い、まさに鰻の寝床
店の引き戸を開けると、和服姿の女将さんが迎えてくれる。入口すぐの黒光りした階段が印象的だ老舗な風合い。同じく和服姿の仲居さんが一階テーブル席に案内してくれる。
一階のテーブル席は7卓ほど。二階から三階にテーブル席、座敷、個室などがあるようだ。
鰻を楽しむためのコース料理がある。
うな重 梅 3,200円
先に漬物と肝吸い、おろし大根が登場。そして待つこと10分、うな重登場。身も皮も柔らかく、身の厚さは普通ながら、タレはコクを感じる甘辛あっさりめで、上品なうな重。
こだわりの素材、こだわりの調度品。
ピリッとしたスパイシーな飛騨山椒
建物、内装、装飾品など、すべて五代目店主のこだわりとのこと。建物は飛騨の合掌造りを職人さんの手で移築、天井の太い黒光りした梁が特徴的だ。真っ赤な壁面は、フランスの画家が描いた美術品なのだそうだ、さらに、照明の傘は、京都の骨董屋で五代目店主自らが探してきたものだそうだ。その五代目店主は80歳を過ぎるのだが、現在でも現役で調理場に立っているとのこと。麻布飯倉本店のほかに4店舗を展開する、そのうちフランスのパリにも出店している。
■五代目野田岩
住所:東京都港区東麻布1-5-4
電話番号:03-3583-7852
営業時間:ランチ11:00~13:30、ディナー17:00~20:00
地図:Yahoo!地図情報
URL:http://www.nodaiwa.co.jp/