穏やかで綺麗なメロディライン「Let It Be(レット・イット・ビー)」
王道中の王道ですが、ザ・ビートルズの名作「レット・イット・ビー(Let It Be)」がアコースティックギターの練習に最適です。
ザ・ビートルズが1970年に発表した作品ですが、くしくも最後のシングル盤となりました。小学生で初めてこの曲を聴いたときは、歌詞がまったくわかりませんでしたが、旋律の美しさにただひたすら涙が流れた記憶があります。それほど穏やかで綺麗なメロディラインです。
で、なぜアコギの練習に最適かというと、すべてのギタープレイヤーにとって鬼門のFコードが出てくるからです。
Fコードは、左手の人差し指で6弦すべてを抑えて奏でますから、特に指の短い私などは、大変苦労いたしました。というか、いまだFの音が完璧に出せるかといったら、ちょっと微妙です。
ですがこの「レット~」では、Fコード簡易バージョンが登場するのです。もちろんアレンジにもよりますが、2弦だけを抑えて奏でるFコードの存在を知ったのは、この曲のおかげでした。
実はクラシックギタープレイヤーだった私は、アコギより長いクラシックのネックに苦労してたので、Fコードをこうも簡単に制覇できるこの曲は、まさに救世主!神!と感動しました(笑)。やっぱりビートルズは、すべてにおいて神なんだなあと、今でも思います。
■商品情報
タイトル:Let It Be... Naked [Bonus Disc] [CD, Import]
アーティスト:THE BEATLES(ザ・ビートルズ)