ワーキングホリデー/ワーキングホリデーの基礎知識

ワーキングホリデー(ワーホリ)の年齢制限とは?(2ページ目)

「ワーキングホリデービザの年齢制限」について、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、フランスなど相互協定のある11カ国についてまとめて紹介します。各国大使館のホームページでワーホリ制度を比較すると、表記の仕方の違いもあり、やや分かりにくいのですが、「年齢制限」というポイントのみを整理すれば「30歳のうちに申請」で概ねOKであることがすぐに分かります。

河東 英宜

執筆者:河東 英宜

留学ガイド



入国は31歳になってからでも大丈夫!?

しばしば「31歳になると入国できないのか」との質問を受けますが、30歳でワーキングホリデービザを申請していれば、基本的に31歳での入国について問題は発生しません(申請時に入国日を指定しなければいけない場合を除く)。

たとえばカナダでは、申請後に1年間有効の就労許可証が発行されるので、その期限内にカナダに入国すれば良いことになっています(入国時に発給される就労許可証も有効期限が1年間)。したがって、30歳時点で申請をしても、実際にカナダに入国するまでの猶予期間に、現地滞在のための資金をがんばって貯めるという計画も成り立ちます。

複数国のワーキングホリデーを経験することも可能

ワーキングホリデービザは、一度しか発給されないビザですが、それは「ひとつの国から1度だけ」という意味。最近ではオーストラリア、ニュージーランド、カナダと主要3カ国のワーホリを経験している“つわもの”も増えてきています。

もちろん、そうした体験をするには30歳で申請する「ギリホリ」(ギリギリで申請するワーキングホリデーの略)では間に合いません。早めの行動が必要です。

人それぞれが貴重な体験のできる、盛りだくさんで「お得」なこのビザは、若い人の特権的な制度とも言えます。関心のある方は、ご自身の人生設計のなかでワーキングホリデーをどのように組み込むのか、早いうちから具体的にイメージしてみるといいでしょう。

注)ビザ申請の詳細は、必ず各大使館のホームページで確認してください


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