デイトレは意外に儲かる資産運用法といえる
デイトレで資産運用をしてみた
「そんな方法で儲かるわけがないだろう」「画面とにらめっこしないといけないなんて嫌だ」と思っていました。
しかしそれは単なる私の先入観でした。実際にやってみると、これが非常に儲かるのです。しかも、1日1時間程度で十分。100万円程度を使って、1回5千円くらいの利益を抜く。それを1日5回~10回やって、1日3万円~5万円ほど。
今までは1週間~数ヶ月保有するスイングトレードが中心でしたが、円安で保有ポジションがほとんど利益確定されてしまっため、デイトレ・スキャルを始めたのでした。そして、実際にやってみることはやはり重要なのだと改めて実感しました。
たとえば10億円の預金があれば、仮に金利が1%でも、年間の利息収入は1,000万円になりますから、これだけで生活することが可能です。しかし、預金が1千万円なら、金利収入は年間10万円にしかなりませんから、これではいつまでたってもお金は増えません。つまり、富裕層と凡人が同じ方法をとっても限界があります。
今の時代を充実させるために、そんなのんびりした方法ではなく、もっと資金増殖スピードを高める必要がある。そのひとつの方法が、デイトレ・スキャルです。
「そんなの普通の人には無理」という反応も返ってきそうですが、スポーツと同じで繰り返し練習することです。バスケ部に入っていきなりシュートを決めろなんて言われないように、いきなり勝とうとする必要もありません。
なぜ「短期投資は危険」と言われるのかを考えてみましたが、もしかしたら、1回でも負けるのが嫌だからかもしれません。でも練習もしないで負けたくないなんて、いったいどれだけ欲張りなのか、ということになります。
確かにいつもうまくいくとは限りませんが、資金を寝かせている人に比べれば、技術の向上も、お金が増えるスピードも格段に上がります。そして資金量が増えていけば、持てるポジション量も増えるので、1回の売買で得られる利益も大きくなる。
こういったトレード手法のメリットは、宵越しのポジションは持たないことで、深夜に海外で起こる相場変動のリスクにさらされないということです。たとえばニューヨークの相場は夜9時(夏時間の場合。冬時間は夜10時)にオープンしますが、クローズするのは翌早朝なので、ほとんどの日本人は寝ています。そんな時間に大きなニュースが出れば、自分は何もできないまま、朝起きたら資金がなくなっていた、なんてことにもなりかねません。
私もやはり、朝起きたら天気予報よりも先に自分のポジションをチェックします。慣れれば問題ないのですが、そういう不安感がない点も、別に本業を持っているが、投資でも稼ぎたいビジネスパーソンには向いている手法のように感じました。そして大きく資金が増えてきたら、もはやガツガツ回転させる必要もないので、長期投資で寝かせても問題なくなります。