スマートフォン/スマートフォンレビュー

天気も予測できるタフネス au G'zOne TYPE-L CAL21

auの「G'zOne TYPE-L CAL21」は、人気シリーズ“G'zOne”の最新スマートフォン。防水・防塵・耐衝撃性能はそのままに、LTEやAndroid 4.0など最新機能へ対応、さらに気圧センサーの搭載により、天気の予測ができるなどの進化を遂げています。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

タフネスさはそのままに性能アップ

G'zOneシリーズといえば、NECカシオモバイルコミュニケーションズが開発する、防水、防塵、そして耐衝撃性能をも備えたau向けのアウトドア向けタフネス携帯電話として知られています。前機種の「IS11CA」は、スマートフォンながら耐衝撃性をも実現したことで一躍注目を集めましたが、2012年冬モデルとして投入された後継機「G'zOne TYPE-L CAL21」は、タフネス性能はそのままに、新たな機能を搭載しよりパワーアップしています。

まずは外観ですが、やはりスマートフォンの核となる部分を、フレームとバンパーでがっちり支える独特のデザインが印象的です。サイズは約69(w)×134(h)×14.7mm(d)、約181g。最も厚い部分で15.9mmと、一般的なスマートフォンと比べると厚みと重さが目立ちますが、フレームがディスプレイよりも出っ張っており、下にして落としても平坦な場所であればディスプレイが直接触れない仕組みとなっているなど、衝撃から守るさまざまな工夫がなされていることから、その厚みにも納得です。
CAL21

CAL21の正面。ディスプレイを囲うフレームやバンパーのデザインが特徴的

CAL21

背面はエンボス加工がなされた独特のデザイン。バッテリーカバーのロックもしっかりしている

CAL21

側面から見たところ。かなり厚みがあるのはタフネスさの証だ

CAL21

底面には落下防止用のストラップホールが付けられている

フレームや機構、素材などにさまざまな工夫をしたことによって、実現されているのがそのタフネスさです。水に沈めても大丈夫というIPX5/8の防水性能に加え、IP5Xの防塵性能、そして米国の国防総省が定めた“MIL規格”に準拠した耐衝撃性能と、他のスマートフォンでは考えられないタフさを備えています。

ディスプレイサイズは4インチと、前機種の3.6インチから大幅にサイズアップしています。他にもCPUはシングルコアからデュアルコアに、通信も3Gから、下り75Mbpsでの通信が可能なLTEに、そしてOSはAndroid 2.3から4.0にと、タフネスさを維持しながらも確実にスペックアップしている点は見逃せません。

次は、G'zGEARの新機能について説明します。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます