節電は住環境とライフプランで考える
掃除機は一気にかけるのが節電には有効
しかし、節電と言われても寒いのは辛いし、体調を壊しても困りますね。省エネ効果の高い家電製品に買い替えるとしても、結構なお値段……と悩ましく思うでしょう。自分と家族の体調管理と、家計に合わせてバランス良く節電に取り組む必要がありますね。
今すぐできる電気代節約法を考えてみましょう
では家計から見た節電について考えてみます。それぞれの電力会社が、節電対策のWEBサイトを作っています。東京電力…冬の「電気の上手な使い方」
九州電力…冬季節電メニューと効果
どれだけの費用対効果があるかも数字でしっかり表わされているのでぜひ参考にしたいものです。それらの中から自分と家族が取り組める事を取り入れていけばいいですね。ちなみに我が家では……
・トイレの蓋をする。
・夏場のトイレ便座の保温スイッチは切る。
・炊飯器の使用をやめ、圧力鍋でご飯を炊く。食べる時はレンジでチン!
・エアコンのタイマー利用でつけっぱなしを防ぐ。
・春や秋はエアコンのコンセントは抜く。
・掃除機は部屋の片ずけ後、いっきにかける。
・こたつと厚着の併用
・保温ポットの利用
など、必要以上の電気は使用しないよう心掛けています。
省エネ家電使用による節電も
ライフプランによってムダになることも……
次に省エネ家電の利用についてです。家電製品を買い替える時、省エネ製品がいいのはもちろん分かってはいるけれど、値段も高価になり悩ましいものですね。家電製品を買い替える時にぜひ考えてほしいことは、現在と10年後の住環境です。<ケース1>戸建やマンションを購入したご家庭の場合
家の構造や間取り、広さによって、それにぴったり合った家電製品を選ぶ事ができます。そうなれば商品の性能を十分に発揮させることができ、節電効果も省エネ対策も高い効果が得られますね。おそらく、長期間に渡って使用するので、多少高くとも元がとれると計算できるでしょう。電球もLEDにすることで節電&省エネ&交換の手間が省けるといった良い事づくしです。また、リビングなど羽根つきのシーリングファンなどを利用すると、部屋の空気の循環がよくなるので、冷暖房効果も高くなるでしょう。
シーリングファン利用で空気循環を良くする
<ケース2>引越しが多いなど当分マイホームを持つ可能性が低いご家庭の場合
転勤族など引越しが多いご家庭は、引越しで移動させる度に家電製品が傷むこともありがちです。またエアコンやガスコンロなど、引越し先では不要だったということもあり得ます。
あまり性能が高く高価な家電製品を買っても、家の構造や間取り・広さが数年おきにバラバラでは商品の価値が発揮されないことがありますね。もし、電球をLEDにした場合はLEDは消耗品ではなく耐久消費財ですので電球も一緒に連れて引越しましょう。
転勤族の我が家で引越し先で不要になった物ベスト3は?
ちなみに、引越し族である、我が家の経験上、ムダになった家電について解説しておきます。第1位 ガスコンロ…プロパンガス・都市ガス・IH 全てを経験し、引越しの度に買い替えが必要になりました(涙)
第2位 照明…照明のカバーは意外ともろく引越しで移動中に壊れたり、備え付けてあったり、部屋の雰囲気と合わないなど、買い替えが必要なケースが多くなります。
第3位 エアコン…備え付けてあったり、なかったり。戸建に住むかマンションに住むかによっても冷暖房の有無が問われます。(マンションは気密性が高く温かいので、暖房器具は少なくすむケースが多いですね。)
省エネ家電を購入する事が家計にどう影響するかは、このようにライフプランによって変わりますね。今できる事とこれからできる事を考え、慌てて買い直しすることなく、臨機応変に判断していきましょう。
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