パワーストーン/パワーストーンの基礎知識

願いを叶えるためのパワーストーン選び

願いを叶えるためのパワーストーン選びのコツを詳しくご紹介します。

山本 奈央

執筆者:山本 奈央

パワーストーンガイド

パワーストーンには石に宿っている力がそれぞれ異なります。
特徴を知り、願いに合ったものを選びましょう。

パワーストーンとは?

地球が誕生したのは、今から約46億年前のことで、その地殻のほとんどは岩石でできています。石は人類が誕生するよりもずっと前に存在しており、人知をはるかに超えたパワーをもつと考えられ「石には霊力が宿る」と古くからお守りや願いを込める石として、宗教的儀式に用いられてきました。そして、神秘性をもつ石に数々の神話や伝説が生まれました。

今日、私たちが手に入れることができるパワーストーンは、原石だけでなく、加工され、アクセサリーとして身につけられるものであり、より身近にその石たちとエネルギーの交流ができるものと言えるでしょう。

「美しい」「希少性が高い」「硬度が高い」という宝石に必須の3つの条件がパワーストーンの場合にはなく、エネルギーとパワーをもっている石が一般的にパワーストーンと呼ばれています。

パワーストーンは種類によって色、形、硬さなどが異なり、同じ種類の石でもインクルージョン(石の中に見られる内包物)や輝き、色合いなどに様々な違いが見られます。そのため、宝石よりも種類が多く、色や形も多様で手頃な価格で入手でき、身近な生活に取り入れやすい存在なのです。また、様々な石のちからを期待することができます。 

数ある石の中でも水晶は浄化作用が優れ、組み合わせる石のパワーをより高めると言われています。水晶だけでも実に様々な種類があります。

パワーストーンの選び方

石の特性を知り、願いに合うものを選びましょう


石の鉱物的な特性の見方

パワーストーンの特性を知る上で鉱物的な特性を知ることは不可欠です。
その中でも基本的なものを紹介します。

●モース硬度
鉱物の硬さを測る時に用いるのが、19世紀初頭にオーストラリアの鉱物学者モースが考案した「モース硬度」で、硬さの尺度となる10種類の鉱物を選び、度数を表したものです。(ex:硬度7 水晶)

モース硬度として最も硬いものはダイアモンド(硬度10)になります。硬度とは「あるもので引っ掻いた時の傷のつきにくさ」であり、叩いて壊れるかどうか」の堅牢さではありません。

●光沢
鉱物特有の光り方を「光沢」と言い、鉱物の透明度、光の屈折率、反射の程度などにより大きく「金属光沢」と「非金属光沢」の2種に分かれます。

「金属光沢」は不透明で光を全く通さず、金属のように光を強く反射するもの。
  • 金属光沢  名前の通り、金属のような光り
「非金属光沢」は、6つに分かれます。
  • ガラス光沢 透明度が高くガラスに似た光り方
  • 樹脂光沢  プラスチックのような樹脂状の光り方
  • 脂肪光沢  脂ぎったギラついた感じの光り方
  • 金剛光沢  ダイアモンド特有の光り方
  • 真珠光沢  真珠のような優しい光り方
  • 絹糸光沢  絹を連想させる光り方

●劈開性(へきかいせい)
鉱物が結晶面に沿って規則的に割れる性質を「劈開」と言います。
大まかに「完全」「明瞭」「不明瞭」「なし」に分類されます。

劈開性をもつということは「その方向に割れやすい性質がある」ことを意味し、劈開が完全に近いほど、その鉱物は簡単に割れることになります。加工のしやすさと形の制限に大きく関わってきます。

●比重
同量の体積の水を「1」 とした時の重さの比率で、鉱物や宝石の鑑別に重要なポイントとなります。


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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