山梨って、こんなところ
笛吹川フルート公園から富士山と甲府盆地をのぞむ
日本一の富士山に加え、日本で2番目に高い山「北岳」も県西部の南アルプスにあり、四方をぐるりと山に囲まれた海ナシ県。ブドウやモモ、スモモの生産量は日本一で、もちろんワイン造りも盛ん。温泉やリゾート施設も充実しており、歴史ある観光スポットもいろいろ。気軽に非日常感を味わう旅先としてはうってつけです。
山梨のエリアガイド
山梨県の面積は東京都の約2倍。それほど広くないうえ、渋滞もほとんどないので、車さえあれば結構すぐどこにでも移動できます。とはいえ、各エリアのお楽しみも多いので、日帰りや1泊2日の旅程で全エリアを回るのは難しいもの。目的や季節によってエリアをいくつか組み合わせるとよいでしょう。山梨県は大きく分けると、「国中(くになか)」と「郡内(ぐんない)」の2つのエリアにわかれます。ガイドブックなどではほとんど目にしない区分方法ですが、地元ではよく知られたエリア分け。ローカル新聞などでは普通に使われています。
紫の線より左側が「国中」、右側が「郡内」
・国中……かつて「甲斐の国」であった部分で、甲府盆地を中心とする県の中西部。さらに細かく、峡中・峡西・峡南・峡東にわけられる。
・郡内……大月や都留と富士五湖周辺を合わせた県の東部。東部・富士五湖ともいわれる。
>> それでは各エリアを簡単に紹介していきましょう