歓談中の盛り上がりはひとの動きを狙うのがポイント
忘年会は乾杯をした後は、会食、歓談が続きます。会によっては余興やスピーチがあるかもしれません。歓談中の写真は、撮るタイミングによっては単に会食しているだけのさびしいシーンの写真になります。盛り上がりが写真から見て取れるようにするには、写っているひとの動きが見える瞬間を狙います。
無表情のときや食事をしていて下を向いているときの瞬間からはひとの動きが感じ取れません。具体的に動きを見て取れる瞬間とは、手の動きがあるシーンが狙い目です。大きくジェスチャーをしているときや手で何かを示しているときなど。シャッターチャンスとしてこれらの手の動きがある瞬間を撮ると会話が聞こえてきそうな写真が撮りやすくなります。
またコミュニケーションを取っているシーンとして会話しているひとたちが向き合っているところもシャッターチャンスとしてはいい場面です。誰と誰が歓談しているかが写真で見て取れるように写すことがポイントです。
歓談中に撮られた写真。特に動きなどかわるしぐさもなく、単なる飲み会のワンシーンに。
ジェスチャーがある瞬間を捉えた写真。上の写真と比較すれば盛り上がり感はこちらのほうが断然とわかるものに変化。
話しているひとが見合っているシーンは、コミュニケーションを取っていることが見て取れる写真になる。
忘年会シーズンでの写真撮影、きっと楽しい宴会写真がいろんなところで撮られることでしょう。楽しみながら撮影してみてはいかがでしょうか。