今回はそんな時に、買っておいてソンはない着物小物ベスト3をご紹介。これは今だに続く、「呉服屋さんが怖い症候群」の方々も、“小物をさっと買って帰る”というスマートな逃げ技にもなるかと思うので、是非参考にして下さい。
買っておいてソンはない着物小物ベスト3
着物や帯はいくら勧められても、見る目がないとなかなか即決で買う事ができないもの。そんな時に手を出しやすいのは、やはり小物。でも、たくさんあっても困るものを買ってしまってはタンスの肥やしが増えるだけ。ということで、買っておいてソンはない、いくつあっても重宝するものは以下の3つ。1位 帯締め
ポイントとして使うなら個性的な色も素敵
また色々な格の種類のものを揃えておけば、あらゆる格の装いに対応できる。また、帯締めはポイントとして使う場合が多いので、普段は選ばないような色を選んでみると新たな色の組み合わせを発見できる事も多い。着物の小物の中で一番遊べる部分でもあるので、自由に選んでみて。ただし、あまり安いものだと、長さが短かったり、逆に組みが甘く伸びてしまったりということもあるのでご注意を!
2位 帯揚げ
帯揚げは何枚持っていても重宝する
ただし格の面で、全体の装いのバランスに合ったものを選ぶということは、言うまでもないこと。中には自分なりのアイデアで、スカーフなどを応用する人もいる。基本的に、胴に巻きひと結びできる長さのものであれば何でも代用できると思って良い。ただし、格の高い装いの場合は、きちんとしたモノを用いるように。遊ぶのはあくまでもカジュアルな装いの場合にとどめて。
3位 半衿
オーソドックスなものからカジュアルなものまで幅広く揃えると便利
色衿の場合、和小物屋さんでよく見かける端切れでもある程度の大きさ(半衿が見える範囲の大きさ)があれば、自作という方法もあるので、そういう目で探してみるのもおススメ。
番外編
その他、替え袖(ウソ付き袖)、足袋、伊達衿 なども、たくさんあっても重宝するもの。目についた時に買っておいてソンはない。
いかがでしょうか?
お店で何を買おうか迷ったら、小物のある場所へ直行し、上記の中で自分の目に留まったものをサクッと選んで買いましょう。
さて、さらに着物上手になるためには、普段の心がけも大切。次のページにはタンスの肥やしを増やさぬようにするために、普段から心がけておきたい事などをまとめてみました。