恋愛テクニックを使うと、うまくいかないのはなぜ?
『モテ本!』の著者でもある私にとって、恋愛のテクニックほど、有効かつ効率的にモテる方法はないと思っている。しかし、モテテクの使い方を間違っている女性がいるため、残念ながら思うような結果が出ない人も少なくない。なぜなのだろう?
人と同じでテクニックにも個性がある
人は十人十色。ひとりひとり容姿や性格が違う。それと同じように、その人に相応しい、使えるテクニックにも違いがあることを忘れないでほしい。100人中99人が、そのテクニックを使って成功しても、あなたが成功しなければ、それは何の意味もなさない。その他大勢が効果のあったテクニックを身につけようとするのではなく、自分が活かせるテクニックを見極めて使ってこそ、あなたの魅力も引き出されるのだ。
テクニックを恥ずかしいと思わない
あなたはモテテクに対して「テクニック使うとか、男に飢えてるって思われないかしら」とか、計算高いんじゃないか? といった想いを抱くこともあるだろう。もし、そんな気持ちで使うのなら、手を出すべきではない。あなたはどうしてモテテクを使おうとしているか、よく考えてみて。恋愛を楽しみたいからじゃないのだろうか。今まで以上に相手を知りたかったり、自分をよく見てもらいたいからじゃないのだろうか。少しでも、好きな男との距離を縮めたいからじゃないのだろうか。
それは、決して恥ずかしいことではない。むしろ、自分の気持ちに素直に「モテたいから」とテクニックを使っている方が、うんとそのテクニックの効果が発揮される。
テクニックは、「栄養剤」のようなもの
テクニックは栄養剤のようなもので、気軽にその人の恋愛力をほんの少しアップさせてくれる。ただ、栄養剤はそれだけで本当に健康になるわけでも、美しくなるわけでもない。それと同じように、テクニックだけでは、しあわせな恋愛は持続できない。テクニックにおぼれず、あくまでも「ちょっと今日は頑張りたい」「ちょっと喜ばれたい」そんな気持ちで使うことが効果を発揮する最大の秘訣である。恋愛には、想定できないシチュエーションや相手の気持ちの揺らぎがたくさん存在する。どんなときにテクニックを使うか、自分自身で勝負するかを見極めること。そのために、失敗をおそれず恋愛や相手に向き合っていくこと。それが本物のモテ力や恋愛テクニックを磨く、遠回りのようでいて、最短の近道なのだ。