格安航空(LCC)利用の基礎知識~予約編~
■遅延・欠航のリスクがある為、余裕を持って計画89%の定時運航率ピーチの機内(Peach Aviation)
■価格は残席数で変動。基本的には早めの予約がお得
LCCと既存のエアラインとの大きな違いが価格の体系。各便の予約状況によって価格は日々変動します。残席が少なくなればなるほど価格があがるので、一般的にLCCは早めに予約した方が安く手配できる傾向にあります。
また、同じ日でも、早朝便や夜遅い便など、空港までのアクセスが難しい便は価格が上がりにくい傾向にあります。その他、頻繁に実施されるキャンペーンでは、さらにお得な金額で航空券が販売されます。twitterやfacebookなどで告知されますので、フォローをしておくといいでしょう。
■子供料金はなく、満2歳から座席が必要
既存のエアライン(※スカイマークを除く)が、国内線については満3歳から座席が必要なのに対して、日系LCCは満2歳から座席が必要。また子供料金はなく大人と同額になります。さらに、エアアジア・ジャパンは、2歳未満の膝上の乳幼児についても一律1500円が必要となります。該当する年齢のお子様がいる方は、注意が必要です。
■予約はWEBが基本。座席指定・受託手荷物(預ける荷物)は有料。
予約は電話でも可能ですが、LCCは人を介すると手数料がかかる(高くなる)ので、できればWEB予約をしたいところ。また既存のエアラインでは料金が必要ない座席指定や受託手荷物についても有料となります。
受託手荷物については、当日空港で手配をすると高いので(例:ピーチの場合は、当日空港で預けると2100円/個)、予約時にまとめて手配するのが得策。エアアジア・ジャパンは、重さで金額が変わるなど、運用は各社異なるので、しっかりと確認をしましょう。
なお、ベビーカーについてはLCC3社とも無料で預け入れが可能なので、受託手荷物へのカウントは必要ありません
エアアジア・ジャパンのホットシート。非常口付近は足元が広く快適
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