金・銀・プラチナ/低コストの金投資、どんな商品がある?

金ETFなら少額かつ低コストで金投資ができる

低コストで金投資をするなら、金ETFがおすすめ。株のように機動的に売買できるのも便利です。金ETFの中でも「純金上場信託(金の果実)」は金現物の裏づけがある点が魅力です。

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取引する証券会社によっては手数料ゼロも可能

■銘柄名 純金上場信託(金の果実)
■証券コード 1540
■上場市場 東京証券取引所
■最低購入金額 4000~4500円(1口・目安)
■手数料
購入・売却時:株式取引と同じ手数料(金額は証券会社によって異なる)
保有期間:年率0.42%の信託報酬

金地金1gの価格に連動するよう設定されたETF。証券口座をもっていれば株式と同様に誰でも4000円程度の少額から取引できる手軽さ、手数料の安さ、取引が活発で1日数万~数十万口と出来高が多く、相場の動きに合わせた機動的な売買ができる便利さ、金現物の裏づけがあり、証券を発行する三菱UFJ信託銀行が破綻しても無価値にならない安心感が魅力です。

投資金額が50万円なら、取引手数料(現物)はライブスター証券189円、GMOクリック証券315円、SBI証券・楽天証券358円、マネックス証券472円、松井証券525円、カブドットコム証券567円など、ネット証券なら安く抑えられ、やり方次第では無料にもできます。たとえば松井証券の場合、1日の約定金額10万円までは手数料無料なので、トータル50万円でも取引日を分散させれば、手数料無料にできます。また、GMOクリック証券の場合、GMOインターネット(9449)の株主優待(6月、12月)を利用すれば年間1万円まで取引手数料がキャッシュバックされるので、実質的に手数料無料になります。

なお、1kg単位で金現物と交換できることも、このETFの大きな特色ですが、1kg相当分の口数を保有するには450万円程度の投資額が必要ですし、現物との交換にあたって金地金改鋳費用、保険つき送料、事務手数料などで合計3万円ほどかかるので、現物との交換は、あまり合理的ではありません。現物交換の請求を扱っているのはSBI証券、カブドットコム証券、三菱UFIモルガン・スタンレー証券の3社のみとなっています。

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また、株式投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。


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