看護師試験について(試験内容、受験資格、試験日目安、合格率etc)
今回は看護師試験について説明したいと思います。看護師国家試験は誰でも受験できるわけではなく、厚生労働省の看護師国家試験案内では以下のように受験資格が定められています。看護師国家試験の受験資格
1:文部科学大臣指定の看護師養成校で3年以上看護師になるのに必要な学科を学んだ者(卒業見込みを含む)。2:厚生労働大臣指定の看護師養成校を卒業した者(卒業見込みを含む)。
3:免許取得後3年以上業務に従事している准看護師、または高等学校もしくは中等教育学校を卒業している准看護師で、指定学校または指定養成所で2年以上修業した者(卒業見込みを含む)。
4:外国の看護師養成校を卒業、または外国での看護師免許を取得者で、厚生労働大臣が1または2と同等以上の知識と技能があると認めた者。
5:保健婦助産婦看護婦法の一部を改正する法律(昭和26年法律第147号)附則第8項に規定する者。
以上が看護師国家試験の受験資格となっており、受験年度に看護師養成校などを卒業する見込みの者も受験資格がありますが、仮に合格しても、卒業できなければ不合格扱いとなってしまいます(滅多にないでしょうが)。
看護師試験の合格率
看護師国家試験の合格率は以下の通りとなっています。私が受験した2005年からの推移を記載しておきます。これを見てもらえば分かる通り、合格率は毎年「90%前後」となっております。国家試験は国の意向で合格率が変わる資格も多いのですが、看護師試験は合格する確率はかなり高い試験といえるでしょう。※看護師の国家試験は毎年2月に実施され、3月下旬に合格者が発表されます。ちなみに第101回看護師試験の合格発表は2012年(平成24年)3月19日(月)でした。
看護師試験の合格率推移
次ページでは、試験内容と合格基準について説明します。