落語/古今亭志ん朝(3代目)さんのおすすめ落語演目

拍手がわき起こる名演技が見物の愛宕山がおすすめ

古今亭志ん朝さんの落語の中で一番好きなのが愛宕山です。主人公の一八の調子の良いキャラクターが絶妙に志ん朝さんと被り、愛着が沸きます。山を登るシーンでは拍手がわき起こるほどの迫真の演技も見物です。

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古今亭志ん朝さんの落語の中で一番好きなのが愛宕山です。主人公の一八の調子の良いキャラクターが絶妙に志ん朝さんと被り、愛着が沸きます。山を登るシーンでは拍手がわき起こるほどの迫真の演技も見物です。

おすすめの演目

愛宕山

おすすめポイント

古今亭志ん朝さんの落語で一番好きなのが、愛宕山です。落語を一躍ブームに押し上げたNHKドラマ「ちりとてちん」にも主人公が一番はじめに聞いた落語として紹介されていた、面白く軽快なストーリーが展開される愛宕山。

これを古今亭志ん朝さんが演じると、お調子者の負けず嫌いな主人公の一八と志ん朝さんのキャラクターががダブって、一八になんともいえない愛着が沸いてしまいます。中でも山を登るシーンでは、息が切れる仕草などが迫真に迫っており、思わず観客から拍手がわき起こるほどの名演技が見られます。

愛宕山の中腹から投げた小判欲しさにドタバタする滑稽話ですが、下げも絶妙。愛宕山は桂文楽さんの十八番といわれていましたが、晩年の志ん朝さんの愛宕山には随所に工夫が施されしっかりと熟成した演目となっており、私はそれを遥かに超える素晴らしい作品だと思います。

一度聞くと、虜になると思います。是非聞いてみて下さい。
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