自社独自に考え出したこだわりの製造方法で円高のメリットあり
日本で円安になったほうがいいといわれている一番の理由は、輸出企業の数が単純に多いからです。そのため、日経平均などは円高になれば下がってしまうのが最近の傾向でありますが、円高のメリットを受けやすい銘柄も存在しています。一般的に海外から輸入品が多い業種ほど円高が有利に運びます。その中でも、小売業のニトリホールディングスは、自社独自に考え出したこだわりの製造方法で円高のメリットを受けています。ニトリホールディングスはインテリア家具を扱う小売業の大手です。北海道を中心に全国220店舗、台湾にも出店しています。家具業界としては異例の製造小売業のノウハウと取り入れています。『海外から原材料を仕入れ、現地で生産したものを日本に輸入して店舗に並べ、購入依頼があるとすぐに配送するシステム※』。これをグループ直営で行っているために、客のニーズに素早く応えることへ成功しています。
このような画期的なシステムを生みだし、さらに円高による現材料価格の値下がり、現地で生産するからもっと安くなるというメリット。そして、原材料の仕入れから配送まで、全て自社で行うことで価格をさらに下げることができるわけです。
※出展:『株式会社ニトリホールディングスの企業情報 証券番号 9843 | 上場企業情報 Kmonos(クモノス)』
https://kmonos.jp/9843.html
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