日本の企業が圧倒的に強い電子産業

半導体、液晶ディスプレイなど電子機器製品を作るにはたくさんの電子部品が必要です。そういった電子部品を作る企業を電子材料企業と呼ぶわけですが一般的にはあまり知られていないかもしれません。ですが、電子材料企業のトップには軒並み日本企業が連なります。塩化ビニル樹脂と半導体用シリコンウエハーの世界シェアトップの信越化学工業をはじめ、建築の板ガラス事業、自動車のガラス事業でいずれも世界トップクラスの旭硝子、世界シェア80%の液晶用のPVAフィルムのクラレなど数多くの日本企業があります。昨年の東日本大震災における東北の工場生産停止で、世界の製造業が生産計画の変更を余儀なくされたのもこうした企業の生産拠点が東北にあったからです。

このように日本の企業が圧倒的に強い電子産業は成長株としても大いに期待できます。電子機器製品は年々、新しいものが開発されますが、それは新しい部品の開発がまず先にあるのです。そして、その部品がなくては作れない電子機器製品が普及すれば、それを開発した企業がシェアを独占することになります。その1つの部品がなければその製品が作れない。代替えの利かない高付加価値の部品こそ、日本企業が得意としている分野となります。

投資のテクニックとしては逆張りとなるわけですが、そのサイクルのボトム圏で買うのもいいでしょう。成長株として長期で保有するよりは、一旦上がった利益を確定させてから、次を狙うといった投資が理想的です。

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