株・株式投資/注目の内需関連株は?

三菱UFJフィナンシャルグループ(銀行株)が狙い目

銀行株において、個別の銘柄のみが上昇するということはあまりありません。つまり、どの銀行株も条件が整えばある程度の上昇が見込めます。経済的な視点からすればPBRが1倍以下なら割安になるのですが、今の銀行株はほとんどこのPBRは1倍以下となっています。

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今の銀行株はほとんどPBR1倍以下で割安

■銘柄名 三菱UFJフィナンシャルグループ
■銘柄コード 8306 東証一部・銀行業
■権利確定月 9月
■最低購入金額の目安 38300
■参考にするニュース 日銀短観、金利、アメリカ市場、株式市場動向、銀行全体の貸し出し動向
■売買テクニック 逆張りテクニック

銀行株において、個別の銘柄のみが上昇するということはあまりありません。つまり、どの銀行株も条件が整えばある程度の上昇が見込めます。経済的な視点からすればPBRが1倍以下なら割安になるのですが、今の銀行株はほとんどこのPBRは1倍以下となっています。そこでお勧めしたいのが業界大手の三菱UFJフィナンシャルグループです。配当利回りが3.25%(2012年度)で、100株単位で購入できるのも魅力です。

参考するニュースとしては、日銀短観による日本企業の景気動向、政策金利、アメリカ市場、株式市場動向などが上げられますが、特に抑えておきたいのは、銀行全体の貸し出し動向についてです。日本銀行のアンケート調査における資金需要判断などの細かいデータを眺めるのが役立ちます。企業にお金を貸し出しするのが増える傾向なら、銀行株は上昇する可能性が高いからです。また、エクイティ・ファイナンス、いわゆる自己資本規制(バーゼル3)もありますが、2019年1月から完全適用なので急な増資や資本調達の心配はあまりないかと。

売買テクニックとしては株価の底を狙う逆張りがいいでしょう。

その時、参考にするのが年初来高値と年初来安値です。三菱UFJフィナンシャルグループなら、2012年の年初来高値448。年初来安値325です。現在が383なのでまだまだ上がる余地は見込めます。景気が上向きになってしまえば、銀行株は織り込み済みとなりますから、世界同時不況においては逆にチャンス株ともいえます。大きく値下がりしようが何年か経てばある水準までは普通に戻すのはチャートを見ればわかります。バブル期のような株価は期待出来ませんが、2008年以降の高値には戻すでしょう。

※記載されている情報は、投稿された時点のユーザーからの情報です。
また、株式投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。

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