次世代がん抗原として期待される「MAGE-A4ペプチド」
■銘柄名 テラ株式会社■銘柄コード 2191
■権利確定月 12月
■最低購入金額の目安 6万6000円~6万8000円 (100株)
■年初来高値・更新日 678円(9/21)
■年初来高値更新のきっかけとなったニュース
「『MAGE-A4ペプチド』に関する特許が米国で成立」の発表
テラ株式会社は、「樹状細胞ワクチン療法(免疫細胞療法)」という最先端のがん治療法を中心に、がん治療の技術ノウハウを提携医療機関に提供し対価を得るビジネスを行っています。
同社は、新規がん抗原である「MAGE-A4 ペプチド」について、北海道大学との間で全世界を対象とする専用実施権設定契約を締結しており、2012年9月20日、北海道大学によって出願された「MAGE-A4 ペプチド」に係る特許が米国で成立したことを発表しました。北海道大学は、米国以外の世界各国でも特許の出願をしていて、各国で特許が成立した場合には、テラ株式会社が全世界を対象とした専用実施権を行使することができるようになりますので、長期的な増収につながると期待できます。
最先端がん治療へのニーズが高まる
ASEAN諸国での展開にも期待
テラ株式会社は、2012年8月21日、「WT1 ペプチド」に関して、その特許を保有する株式会社癌免疫研究所との独占的特許実施許諾契約の変更を行いました。このことにより、WT1ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン療法等に関する技術・ノウハウを、従来の日本、中国に加えて、インドネシアをはじめとするASEAN諸国においても、独占的に提供することが可能となりました。経済成長著しいASEAN諸国では、先端的ながん治療に関するニーズが高まっていますので、同社の長期的な収益の拡大につながると期待できます。平成24 年12 月期業績予想を上方修正
テラ株式会社は2012年7月30日、平成24 年12 月期に業績予想を上方修正することを発表しています。細胞治療支援事業が順調に推移したことや、販売費及び一般管理費の削減が進んだことで、利益面での改善が見込まれるとの内容です。将来性のある企業と言えるでしょう。※記載されている情報は、投稿された時点のユーザーからの情報です。
また、株式投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。