株式戦略マル秘レポート/西村剛の「統計で勝つトレード」

急落したソフトバンクは買いか?

ソフトバンクの株価が急落しました。急落した要因はソフトバンクによる米携帯電話会社買収の報道により大規模な増資が行われるのではないかと言う懸念でした。果たしてソフトバンクの株価は今後どのように動くのか、システムトレード的な考え方から分析を行ないました。

西村 剛

執筆者:西村 剛

株式ガイド

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急落した9984ソフトバンクは買いか?

ソフトバンクの株価が急落しました。急落した要因はソフトバンクによる米携帯電話会社買収の報道により大規模な増資が行われるのではないかと言う懸念でした。果たしてソフトバンクの株価は今後どのように動くのか、システムトレード的な考え方から分析を行ないました。検証条件は以下の通りです。

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検証条件
買いルール
・終値が前日終値と比較して16%以上下落した場合、翌日成行買い

売りルール
・その日の引けで売り
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今回はシンプルに考え、9984ソフトバンクの株価が前日比16%以上値下がりした局面が何回あり、勝率がどのくらいなのかを調べたいと考えこのような売買ルールにしてみました。では検証結果を見てみましょう。


9984ソフトバンクの検証結果


システムトレードの達人

出典:システムトレードの達人



勝率: 75.00 %
勝ち数: 3 回
負け数: 1 回
引き分け数: 1 回

平均損益(円): 10,731 円  平均損益(率): 3.58 %
平均利益(円): 19,972 円  平均利益(率): 6.66 %
平均損失(円): -6,260 円  平均損失(率): -2.09 %

合計損益(円): 53,655 円  合計損益(率): 17.89 %
合計利益(円): 59,915 円  合計利益(率): 19.97 %
合計損失(円): -6,260 円  合計損失(率): -2.09 %

PF: 9.571
平均保持日数: 0.00 日

9984ソフトバンクにおいて過去前日比16%以上下落した局面は5回あり勝率は75%となりました。買ったときの平均利益が6.66%、負けたときの損失率が-2.09%ですので、過去の検証結果では高い勝率とリスク・リターンのバランスから考えると今回の急落はトレードのチャンスと考えられるのではないでしょうか。

ここで注意したいの今回の検証はあくまでも過去の株価データに基づいたシュミレーションであり将来どうなるかはわかりません。ただ株の売買を行なうに際して、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。みなさんも投資する際には一度検証してください。きっと投資に対して安心感が違うことでしょう。


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(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします。)


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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