株式戦略マル秘レポート/藤村哲也の「次のお宝株を探せ!」

5年で株価が26倍になったテンセント

中国株であるテンセント(香港上場700)の株価上昇が止まりません。同社の株価は2004年11月は5.9香港ドルでしたが、2009年10月には152香港ドルまで上昇、なんと5年で約26倍です。安値4.275香港ドルからすると約35倍です。100万円でも投資しておけば2600万円を超えているのですから株式投資の醍醐味を象徴するような銘柄の1つといえましょう。

藤村 哲也

執筆者:藤村 哲也

株式ガイド

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中国株であるテンセント(香港上場700)の株価上昇が止まりません。同社の株価は2004年11月は5.9香港ドルでしたが、2009年10月には152香港ドルまで上昇、なんと5年で約26倍です。安値4.275香港ドルからすると約35倍です。100万円でも投資しておけば2600万円を超えているのですから株式投資の醍醐味を象徴するような銘柄の1つといえましょう。

テンセントはインスタントメッセージ、ブログ、ゲーム、掲示板、チャットなど様々なコンテンツをそろえる「QQサイト」という中国で有名なWebサイトを手がけております。中国のインターネットユーザーの大半は「QQサイト」を知っており、コミュニケーションツールとして若者に絶大な人気。オンラインゲームの分野でもトップを走っています。2009年10月現在株価は145香港ドル。100株単位で購入が可能ですので、17万円程度で購入ができる点も魅力といえるでしょう。

中国のインターネット人口は年々増加し2009年6月時点で3.38億人に達しております。3年前の2006年6月は1.23億人でしたからこの数年で一気に増えてきているのです。しかしいまだに4人に1人しかインターネットを使っていない状況。まだまだ発展途上であり、成長の伸びしろはまだまだあるといえます。

中国では最初、北京や上海などの大都市圏で学生など若者を中心にネット人口が爆発的に増加しましたが、今年に入ってからはインターネットを利用するユーザーの裾野が年代、エリアともに広がってきております。ブロードバンドの普及エリア拡大、低価格パソコンネットブックの普及などが追い風になっているようです。、さらに、携帯電話の3G携帯電話(日本で言うFOMA)も普及してきており、インターネットの人口増加に拍車をかけていきそうです。中国ではまさにインターネット時代に突入してきたといっても過言ではなく、この業界に関連する株銘柄は注目して見ていきたいところです。
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