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旅行鞄のムードとビジネスバッグの機能を融合した革鞄(2ページ目)

メジャーリーグの野球用グローブも製作しているトライオンは、グローブを作る革と技術を活かしたカバン製作にも定評があります。今回は、ガイド納富も愛用する、そのラインアップの中から、キャリーバッグに対応したブリーフケースをご紹介。実用的ながら、まるで旅行鞄のようなムードのあるカバンです。

納富 廉邦

執筆者:納富 廉邦

男のこだわりグッズガイド

三層構造のたっぷり収納できるブリーフケース

ブリーフケース02

中央の大きく開いた部分の他、上下のファスナー部分もポケットというより、コンパートメントとして機能する

そのトライオンのA125という鞄が、最近のガイド納富のお気に入り。この鞄、A4サイズよりちょっと大きめ、B4サイズがギリギリ収納できる大きさで、しかも、中央のメインコンパートメントの他に、左右にコンパートメントが用意された三層構造。中央のメインコンパートメントは、さらに中央のファスナーポケットで仕切られているので、大きく4つに分かれています。

このポケットではなく、コンパートメントが4つに仕切られているという構造は、最近のガイド納富のスタイルにピッタリで、目的のものを素早く出し入れしやすいため気に入っています。
ブリーフケース03

サイドのコンパートメント、片方は写真のようなマチ付きのポケットが二つ。こちらをオーガナイザー的に使い、もう片方はノートパソコンやタブレットを収納

まず、左右に用意されたコンパートメントですが、左右で内装が違っています。片方は、マチ付きのポケットが用意されたオーガナイザー的なコンパートメント。なので、ポケットに名刺入れやポケットwifi、手帳、筆記具などと、文庫本などを収納。もう片方は、マチなしのファスナーポケットがあるだけの、すっきりしたコンパートメントなので、ここにiPadや大きめのノート(ニーモシネライトなど)、iPadで使うケーブル類を入れます。
ブリーフケース04

中央のコンパートメントは、マチが付いていて大きく開く。中央のファスナーポケットで二つに仕切られているが、底部で繋がっている

中央のコンパートメントは、その日に持ち歩かなければならないもの、例えば、録音機、折畳み傘、デジカメ(ミラーレス一眼)、交換レンズなどを、電子機器は右、日用品は左、といった具合に分けて収納。この鞄の魅力のひとつは、この中央のコンパートメントは、底部分のマチがかなり広く、また、仕切りは基本、ファブリックなので、実は左右のコンパートメントのマチまで利用する事ができるので、そこそこ嵩が張るモノも問題ありません。

ミラーレス一眼が楽に入れられたり、頂き物の菓子箱なども余裕で収納可能です。また、B4サイズのものも、この中央のコンパートメントに入れます(というか、他の場所には入りません)。さらに重要な書類や、大事なもののためには中央のファスナーポケットがあります。
ブリーフケース05

キャリーバッグのハンドルに通せるように、外側のポケットの底部をファスナーで開けられるようになっている。この状態でも開閉出来るのはとても助かる

外部には、下部のファスナーを開けると、キャリーバッグのハンドルに通す事ができるポケットも用意。これがまた優秀で、一番外側にあるので、ここをハンドルに差し込んだ状態で、鞄の全コンパートメントに楽にアクセス可能。中央のマチのおかげで大きく開くため、中のモノの出し入れもスムーズ。その快適さは、手に持って使っている時以上です。

次のページでもさらにディテールを紹介します。
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