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デンマークの画家に教えてもらった上手な壁の飾り方(4ページ目)

壁を上手に使えれば、地味なお部屋の雰囲気がガラリと変わる。それは分かっているけれど、具体的にどうすればいいかが分からないんですよね。インテリア上手なデンマークのアーティストに教えてもらった、アートで部屋を飾るコツ、お教えします。

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

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デンマークの画家が教える壁使いのコツ 

Rikkeさんの自宅の壁は「基本的には、アートが映える白。でも、部分的に壁紙を貼って雰囲気を変えているところもあります」とのこと。下の写真の左側は、Rikkeさんの自宅がインテリア雑誌の表紙を飾ったときのもの。Rikkeさん宅は部屋ごとにインテリアの雰囲気を変えていて、手前の部屋はクラシックに、奥のリビングはコンテンポラリーにまとめているということでした。

デンマークの画家に教えてもらった上手な壁の飾り方

左はインテリア雑誌の表紙を飾ったRikkeさんのご自宅。奥の部屋のアートとソファに寄ったのが右の写真。アートの中の色を、ブランケットや小物に使っているので、お互いがお互いを引き立て合う印象に。カラーコーディネート感覚でアートを楽しむテクニックです(写真提供:Rikke Darling)


表紙の写真を見ると、奥の部屋に、絵に使われているのと似た雰囲気のブランケットがあることで、部屋全体の一体感がより高まっているのがわかりますね。別の部屋では、彼女の絵のモチーフがキャンバスからあふれる感じで壁に続いていたりして、これは作者だからこそ実現できた仕掛けですが、彼女の絵を複数飾れば、こういったつながりを感じることも可能。

デンマークの画家に教えてもらった上手な壁の飾り方

左上:ダイニングには、Rikkeさんのアート。キャンバスを超えて描かれるアートが印象的です。右:キッチン。壁の一部にだけ壁紙を貼ってアクセントに。照明はカルテル。テーブルにはRikkeさんのアートペイントが。左下:実は花瓶にRikkeさんのアートが! 各部屋のテイストが違っても、モチーフを各部屋で繰り返すことで、家全体でのまとまりを出すことに成功しています(写真提供:Rikke Darling)


このように、部屋の雰囲気が違ったとしても、共通するモチーフをつなげられれば、インテリアとしてのまとまりを作り上げられます。デンマークの画家さん直伝のインテリアTips、ぜひ参考にしてみてください。今回ご紹介した個展「Rikke Darling/Northern Lights」は2012年9月30日(日)まで開催中です。

なお、こちらのギャラリーでは、自宅のインテリアにどんなアートが合うかシミュレーションしてくれるサービスがあります。デジカメで撮影した部屋の写真をメールで送ると、画像処理によるハメコミ合成をして、イメージを確認することができるというもの。気になる方はギャラリーヴィグロワにお問い合わせを。

GALLERY VIGLOWA(ギャラリーヴィグロワ)
住所:〒112-0002 東京都文京区小石川5-5-1 内田ビル4F 
アクセス:東京メトロ茗荷谷駅から徒歩1分 (Yahoo! 地図
電話:03-5976-1591、FAX:03-5976-1592
ギャラリー営業時間:13:00~19:00まで 月火/休廊日(展覧会中変動あり)

※ 展覧会終了後は、ビューイングルームにて作品の閲覧が可能(要予約)。企画展終了後も在庫ストックのある作品は購入できます。
※ ギャラリーヴィクロワオンラインショップ VIGLOWA SHOP
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