節約/光熱費の節約

家庭の節水4つのポイント

トイレの節水、お風呂の節水など家庭の中で水を使うシーンでの節水方法をご紹介します。

1日に使われる水道量は?

家庭の水使用の内訳

家庭の水使用の内訳

そもそも、海に囲まれている日本ですが、暮らしに利用できる水に限りがあり長い目でみても水不足は深刻な問題です。そこで今一度、生活の中で簡単にできる節水を考えてみたいと思います。

東京都水道局の発表では平成19年度区部及び多摩地区28市町で使われた1日の水の量の内訳は71.5%が生活用となっており、家庭で1人が1日に使う水の量は239リットルと言われています。1リットルの牛乳パック239本分の水を1人で毎日利用していると考えると、その多さに気づくでしょう。

同じく東京都水道局の一般家庭水使用目的別実態調査(平成14年度)で、その内訳はトイレ28%、風呂24%、炊事23%、洗濯17%とこの4つで約90%。残りが洗顔やその他に利用されているとのことです。


トイレの節水

トイレの節水は大小使い分けることがポイント

トイレの節水は大小使い分けることがポイント

トイレの節水に関しては、家庭で利用している便器の年代によって大きく状況が変わってきます。近年の便器は洗浄水量6リットル以下というのが標準になっており、節水型のものでは5リットル以下のものもあります。

しかし便器というのはなかなか壊れるものでもなく、多くの家庭が古いものを使用している状況です。1990年代前半までの主流が大13リットルタイプのものが多くそれを利用している家庭も多いでしょう。大が13リットルタイプのものは、小が6リットル前後のものと、大小共通のものもあります。

ここで簡単にできるトイレの節水は、流すためのレバーが大小ある場合は、必ずそれを使い分けることです。無意識のうちに、いつでも大で流してしまっているという方も多いはず。これを使い分けることによって大きく節水につながります。

1人1日に大1回、小3回とし、これを大小使い分けるのと使い分けないのとでは、33リットルの差が出て、大小使い分けることによって家族4人の場合は1日で132リットル節水することができます(大13リットル小6リットルで計算)。

続いて風呂、キッチン、洗濯の節水についてご紹介します>>

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