看板は京茶漬け 「丸太町十二段家」
京都に立ち寄る機会があったら、ぜひ訪れて欲しいのが、「丸太町 十二段家」さん。このお店の看板は「お茶漬け」です。通常はあくまでも「シメ」の存在でしかないお茶漬けを、店の看板にすえているところが、個人的には京都ならではじゃないかな、と思います。コースを注文すると、季節の一品やだし巻きなどとあわせて、7~8種類の京漬物がおまけ、ではなく堂々とした器に盛り付けられて出てきます。ちゃんとおかずとして扱われている感じ。
1杯目のご飯はお漬物やおかずと一緒にいただく。そして2杯目以降を、お茶漬けとしていただくのが、「暗黙のルール」だそう。(かくいう私はお漬物だけで3杯位ご飯を食べてしまいましたが……)
観光目的で京都を訪れる際はもちろんなのですが、例えば大阪出張の帰りに、2時間だけでも京都に寄れるのであれば、ぜひお試しください。町家風の建物の、ちゃぶ台でいただく「京茶漬け」。短時間でも京都に浸れますよ。(新幹線の京都駅から地下鉄で7分、駅からも徒歩数分とアクセスも便利です。)
■今回いただいたもの
「菜の花」コース 2,835円(価格は、2012年7月訪問時)
- お刺身
- 季節の一品物
- だし巻
- 赤出し
- お漬物盛り合わせ
- ご飯
■丸太町十二段家
住所:〒604-0867 京都市中京区丸太町通烏丸西入
電話:075-211-5884
営業時間:11:30~14:30 17:00~20:00
定休日:水曜日
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.m-jyunidanya.com/