世界有数の透明度を誇るカルデラ湖「霧の摩周湖」
霧で有名な摩周湖。この湖は、摩周岳の噴火でできた世界でも有数の透明度を誇るカルデラ湖です(世界2位とか)。晴れた日は「摩周ブルー」と呼ばれる、コバルトブルーの鮮やかな湖面になるらしいですが、訪れた日はあいにくの曇りで、霧に包まれていました。着いたときは湖面すら見えず、そこに湖があることもわからないくらいの濃霧。
そのため、今日は見れないかと諦めかけていたのですが、他のツアーで来てたガイドさんが「もうすぐ見えてくると思います」の言葉を信じ、20分くらい待っていたところ、霧が少し晴れてきました。
風が吹くことで刻一刻と景色が変わるので、見ていても飽きません。湖の中央に浮かんだ中島が見え出すと、展望台のあちらこちらで歓声があがり、観光客同士で妙な連帯感も生まれました。
写真1枚目は、正面に摩周岳が見えてきたところです。前方に摩周岳と左側に中島がうっすら見えてきました。写真2枚目はその5分後くらい。中島がはっきり見えました。写真では中島は楕円形に見えますが、実は下半分は湖面に写った島の影になります。また、写真3枚目は摩周湖の展望台の後ろに広がっていた雲海です。この景色もなかなか素敵でした(この雲海を背景に写真をとってる人も多かったです)。とはいえ、次こそは摩周ブルーを見てみたいです。
■摩周湖(摩周湖第一展望台)
住所:弟子屈町摩周湖
アクセス:JR摩周駅から車で20分
駐車場:あり(近くの硫黄山でも使える共通駐車券が400円)
地図:Yahoo!地図情報