反応が悪くなったとき、【強く押す】を何度も繰り返してしまうと、内部のボタンスイッチ部分がへこんでしまい、状況を悪くしてしまいます。この事態を避けるために、「最近なんかボタンの反応鈍いなぁ……」と思ったら、以下の3つを試してみてください。
(1) システムを軽くするため、稼働中のアプリを終了する
ホームボタンが利かない理由のひとつが、「メモリ不足による反応遅延」です。これを解決するために、常駐しているアプリを停止させます。
■手順
- ホームボタンを2回押す
- 画面下部分に稼働中アプリの一覧が表示されます。ここでアイコンを長押しし、「メモリを食いそうなアプリ」を×ボタンで強制終了していきます。現在位置をリアルタイムに参照するアプリや、常に通信待ちになっているコミュニケーションアプリ等がメモリを食っていることが多いです。
(2) エアダスターでDockコネクタからプシューッ
意外にも、状況によってはこれ一発で回復することがあります。iPhoneの中に入ったホコリが溜まり、ホームボタンのスイッチにうまく引っかかっているだけの場合です。プシューッと1秒弱、穴に吹き付けるだけです。この際、粘着性の画面カバーを吹き飛ばしてしまう事がたまにあります。くれぐれも注意。
(3) デコピン
ホームボタン周りの隙間に手垢やゴミが入り、ボタンのスクロールそのものを重くしている場合に最も有効な対処法です。iPhoneを机の上に置き、真上からボタンを指で鋭くパチン!パチン!パチン!とデコピン連打の要領で弾いてください。すると隙間のゴミが落ち、ボタンが深くまで入るようになるのです。隙間から表面にゴミが浮き上がってくる場合もあります、その場合は麺棒などで取り除きましょう。
強く押すことでiPhone内部を痛めてしまう前に、ぜひぜひお試しください。