陶器製の復古だるま弁当(高崎駅)
高崎駅の「だるま弁当」は皆さんご存じかと思いますが、「復古だるま弁当」というお弁当があるのをご存じでしょうか。写真の左側、赤いプラスチック容器に入れられて販売されているのが「だるま弁当」です。口に開いた穴にちょうど硬貨が入るので、貯金箱代わりに利用されている、なんていう方もおられるのでは?
ですが、今回グルメとしてご紹介したいのは、右側の陶器製の器に入れられた「復古だるま弁当」です。
陶器のふたを開けるとお弁当が現れます。
「普通のだるま弁当」を食べられたことがある方はおわかりになるかと思いますが、中に入っている食材が似ているようでいて、微妙にランクアップして異なっているのです。
特に、オススメは「牛肉のしぐれ煮」。これはぜひ味わって頂きたいです。もちろん、ほかの食材もおいしいですよ。
ところがこのお弁当、朝早く行ったからといっても食べられないのです。「普通のだるま弁当」は、駅の売店がオープンする7時ごろから販売していますが、「復古だるま弁当」は10時近くにならないと入荷しません。また、数量も限定です。
最近では新幹線の車内販売や上信越自動車道の「横川サービスエリア(下り線のみ)」でも販売されるようになっているらしいのですが、もともとが数量限定で製造されているだけあって、タイミングが合わないとなかなか出会えないお弁当です。
ちなみに、「普通のだるま弁当」は900円、こちらの「復古だるま弁当」は1300円です。
もともと「だるま弁当」は陶器製の入れ物で販売されていたものがプラスチック製の入れ物で販売されるように変わっていったのですが、「陶器製の入れ物」を復活させて新たに販売したことから、「復古だるま弁当」と呼ばれています。
プラスチックと比べると、ずっしりと重いですが、そのぶん中身も味も詰まった逸品に仕上がっている「グルメな」駅弁です。