代表的なクラウドサービス
以下にクラウドの代表的サービスをご紹介します。■Webメール
クラウドサービスとして多くのユーザーが利用するWebメールの代表的サービス、Gmail
私たちが一番多く利用しているクラウドサービスがWebメールではないでしょうか。もちろん今でもメールソフトの利用率は大きくは変わっていませんが、それと併用してほとんどの方が1つ以上のWebメールサービスを利用しています。GmailやYahoo!メールが有名です。
【関連記事】
おすすめWebメールサービス
■オンラインストレージ
無料で1GBのデータ保存が可能なquanp
テキスト、動画、音楽、写真などさまざまなデータを保存するサービスです。自分のPCの保存容量を気にすることなく、ネットワーク上に自分のデータを預けることができます。また特定の場所にファイルを預け、他ユーザーとそのファイルを共有し合うサービスもあります。quanp、宅ファイル便などが有名です。
【関連記事】
ファイル共有、転送サービスで大容量のファイル管理
■写真、動画共有サービス
日本の代表的画像共有サービス、フォト蔵
オンラインストレージはさまざまなデータを保存できるサービスですが、写真や動画共有サービスはそれぞれ写真や動画など特定のファイルを保存するサービスです。ただし自分のデータを保存することが主目的のオンラインストレージとは違い、他ユーザーとの共有を主目的としているため、公開が前提のサービスが多いのも特徴です。フォト蔵、YouTubeが有名です。
【関連記事】
・おすすめ写真共有サービス
・動画・音楽配信共有サービスの選び方
クラウドサービスのこれから
利点の多いクラウドサービスですが、もちろん問題点もあります。例えば利用しているサービスが終了してしまうこともあれば、さまざまな事情によって無料だったものが突然有料になることもあります。またそのサービスが終了しなくても、なんらかの事故によって預けているデータが消失してしまう可能性も少なからずあります。やはりどうしても重要なデータ、ファイルはやはり別の場所にバックアップしたり、CDやDVDなどのメディアにコピーしておいた方がよいでしょう。
今後はどんなクラウドサービスが登場するのでしょうか。例えばブラウザソフトのFireFoxでは、複数のPC間でお気に入りや追加したアドオンを同期させられるサービスの実験が始まっています。またGoogleはブラウザがOSとなったChrome OSを発表しています。
もうすぐブラウザ、OSなど、いままでローカルに入っているのが当たり前のものまでがネットワーク上から利用できるようになります。もちろん上述したような問題もあり、いますぐ全てがクラウドで提供されることはないでしょうが、いずれはいま以上にローカル、クラウドの意識なく多彩なサービスを利用できるようになるでしょう。