外貨建てMMFの為替差益非課税は2015年まで

円安・外貨高の勢いはやや鈍っているものの、2014年も外貨投資にはフォローの風が吹いたようです。過去数年、外貨建て商品は低金利に悩まされ、収益を大きく左右するのは為替差益だからです。どこまで円安が進むかは神のみぞ知るところですが、投資家としてはどこかの時点で利益確定をする時期が訪れるはずです。

その為替差益には税金が課せられることになりますが、外貨建てMMFを保有している人は特に注意が必要になります。税制の変更点を述べる前に、簡単に外貨投資の代表的な外貨預金と外貨建てMMFの課税関係のおさらいをしておきましょう。

外貨預金の利益は利子と為替差益になりますが、利子に関しては20%の源泉分離課税扱い。為替差益は雑所得となり総合課税扱いになります。為替差損を被った場合には、他の所得との損益通算を行うことはできませんが、同じ雑所得内での損益通算を行うことは可能となっています。

一方、外貨建てMMFの利益は分配金と為替差益になります。分配金に対しては外貨預金の利子と同じく源泉分離課税扱いになりますが、為替差益は非課税となっています。為替差益が非課税扱いになっていることから、為替差損を被ったとしても損益通算を行うことはできないのです。しかし、2016年1月から外貨建てMMFの課税関係は大きく変わるのです。