全体的に丸みを帯びて持ちやすいデザイン
わずが7.8mm(最厚部 約8.5mm)の本体は見るからに軽やか。実際の重さも119gと軽く、140gクラスのハイエンドスマートフォンよりかなり軽い。前面上部には、約130万画素のインカメを搭載。その部分に比べて、下部のメニュー部はやや狭い。上面のラインは丸みを帯びており、全体に優しいイメージのスマートフォンとなっている。
曲面で構成されたデザインで優しい印象
本体下部のメニューボタンは、3ボタン。左と右にセンサー式の「メニュー」と「戻る」キーを、中央にハード式の「ホーム」ボタンを備える。
Android 4.0では、ホーム、戻る、タスクメニューが標準なのだが、AndroidスマートフォンはOS 2.xで普及し、機種変更するユーザーも増えて来ていることを考慮すれば、3ボタンの場合はMEDIAS X N-07Dのように、2.xライクのボタン構成が使いやすい。
上面左には電源ボタン、中央にカバー付きのmicroUSB端子、左のNOTTVの伸縮式アンテナを備える。ボタンや端子部がセンターフレームにあるので、操作しやすい。
薄いながら電源ボタン、microUSB端子、NOTTVアンテナある
左右の側面は背面にまわりこんだデザインになっていて、側面に操作ボタンはない。左側の背面に回り込む形で、セパレートの音量ボタンがある。ほかの端末のように棒状ボタンではなく、平面ボタンとなっており、音量の上下操作は非常にしやすい。ただ、画面キャプチャ(電源ボタン+音量下ボタンの同時押し)では、2つのボタンの位置が同軸上にないので、少々操作しずらい。
背面に回り込んだ音量ボタン
上部左上には、810万画素のカメラを備える。中央左に卓上ホルダでの充電接点がある。また、最近の端末では珍しく、バッテリカバーは本体下半分タイプ。底部のくさびに爪をかければすぐに外せる。内蔵バッテリーは、軽量・薄型モデルとしてはよくぞ入れたなと言える1800mAhの容量だ。
軽量・薄型モデルとしては十分な1800mAhバッテリーを内蔵
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