株を買うならいつがいい?
利回りが高くても使えない株主優待をもらっても仕方がないので、今回は使いやすい株主優待を提供している泉州電業(9824)の買い時を株価チャートを使って分析してみましょう。過去1年間の株価チャートで、左側の囲みは2011年11月です。縦線が権利確定の10月末ですから、その後ということです。
「優待+配当」高利回り銘柄と言うと、権利確定日前に値上がりするイメージをなんとなく持っている人が多いかもしれませんが、そういう銘柄ばかりではありません。株価の動きを見る限り、10月の権利確定日前に株価が高くなる傾向はほとんどなく、株式市場の動向に連動している傾向が高いと言えます。
日経平均株価との連動性がわかるチャートが下記です。赤色の線が日経平均株価、青色が泉州電業の株価です。
このような銘柄の場合、たとえ「優待+配当」を狙っていたとしも、株式市場の動向次第では権利確定前後もずるずると値下がりしてしまう可能性を否定できません。権利確定にとらわれず、株価の安い時を狙って次の権利確定をじっくり待つ、ついでに値上がり益もゲットする、というという戦略が合っていると言えるかもしれませんね。
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