男の子育て/イクメン・父親の育児

ビデオチャットでいつでもどこでも家族時間

「IT」っていうと、どうしても仕事に活かすという発想になりがちじゃないかと思うんです。でも、スカイプなどのビデオチャットを使えば、いつでもどこでも家族時間が作れます。ITの進歩により人と人との関わりが希薄になったという指摘もありますが、要するに使いようです。上手に使えば、時空を超えて、笑顔と笑顔を結ぶことができるんですよね。

執筆者:おおた としまさ

ビデオチャットで「どこでも窓」気分

6月30日イベントの様子

子育てに「スカイプ」はどうやって活用できる?(6月30日イベントの様子)

昔アニメで見たテレビ電話。インターネットの普及により、今や現実のものとなっています。会社ではテレビ会議もごく一般的に行われていますよね。

ところで、「IT」っていうと、どうしても仕事に活かすという発想になりがちじゃないかと思うんです。スカイプなどのテレビ電話機能サービスを利用して、遠隔地のお客さんとフェイス・トゥ・フェイスでお話しするというのはもちろん、クラウドサービスを利用して出先でも仕事ができるとか、自宅で会社のサーバーにアクセスして仕事するテレワークだとか、ITの進歩のおかげで仕事が効率化されて、その分家族時間を増やすことができるという発想です。

それはその通りなんですけど、せっかく便利なサービスなら、直接家族とのコミュニケーションに利用するって発想もありでしょう。

たとえば出張が多いパパなら、出張先のホテルの部屋と自宅のリビングをスカイプでつなぎっぱなしにしちゃうとか。自分のスカイプアカウントと、家族のスカイプアカウントがそれぞれあれば、つなぎ放題、無料です。パソコンのディスプレイが、出張先のホテルの部屋と自宅のリビングをつなぐのぞき窓みたいな役割を果たしてくれます。

あたかも同じ空間にいるかのように、普通に時間を共有できます。電話とは全然距離感が違うんですよね。実際に移動ができるわけではないので、「どこでもドア」とまではいきませんが、のぞき込めば向こうが見える「どこでも窓」くらいのすごいことですよね。

同様に、残業続きでなかなか家族と一緒に夕飯を食べられないというパパなら、家族の夕飯の時間に合わせてコンビニのお弁当を買い込んで、会社のデスクと自宅の食卓をスカイプでつなぎ、家族と一緒に「いただきまーす!」ということもできるでしょう。

そもそもちょっと切ないですし、周りの目も気になるでしょうけれど、チャンスがあったらやってみてはいかがでしょう。


>> アイディア次第で家族時間の作り方は無限!
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