スマホとの連動は、今後の展開に期待!
カメラとヘッドライト搭載で、スマホから画像が確認できるが、できることはまだ限られているため、今後の展開に期待!
やさしい印象で、インテリアに馴染むデザイン
お尻を充電台につけるスタイルなので、シャープのロゴはじめ、操作パネルの表示が全て逆さまになってしまう
ガイドが気になるのは、時計やスイッチの向き。ココロボは、お尻をつける方向で充電台に戻るため、ホームベースに居る間、全ての文字表示が逆さまになってしまいます。作動中の向きとと充電時の向きが逆なので、どちらを基準にするかは悩ましいところですが、動いている時は表示を見ることはあまりないので、ホームベースに居る時に表示が見やすい方が良い気がしましたが、いかがでしょうか?
おしゃべりは、未熟さをカバーする!?
ココロボは、障害物にぶつかると「いてて!」としゃべるなど愛嬌があります。音声は停止することもできるので、この手のリアクションが必要ない時は、設定を変えればだまります。しかし、使っていると、このおしゃべりがあるから、多少の未熟さも許してあげようという気になるのも事実です。ちなみに、エラーが発生すると、やや事務的に「本体を水平な場所に移動して下さい」としゃべります。でも、せっかく、性格まで設定しているのだから、「たすけてー」とか「動けなくなっちゃった」など、いつものココロボのしゃべり方でエラーを教えてくれるとイイのにと感じました。このあたりもカスタマイズできることを期待します。未来への投資と思えばあり得る価格
市場で12万円前後とかなり高額と感じる価格です。高性能リチウムイオン充電池を採用し、バッテリー寿命が約3年と長くなっているため、ランニングコスト面ではかなり負担が軽減されていますが、掃除機能だけを求めるなら、基本的な機能に絞った【V80】で良いかもしれません。しかし、コミュニケーション機能やスマホ連動など、今までに無い機能に魅力を感じていたり、動きながら部屋中にプラズマクラスターを撒くので、イオン発生機分も含まれているとカウントするなら、妥当な価格と言えるでしょう。
「COCOROBO」という名前は、心を持ったロボット家電という意味を込めて命名されたとのこと。この製品を初めて見た時、いよいよ会話するロボットが登場する時代がきたんだなぁ……と、ワクワクさせられました。正直、未熟な点は多々ありますが、ロボット家電の未来に期待しつつ、投資の意味で購入するのもアリかな?と思わせてくれる次世代家電です。