Core iシリーズの第3代目となる最新CPU「Ivy Bridge」
Core iシリーズのCPUはCore2シリーズの後継として、2008年から米インテルより出荷が始まりました。第1世代となるのが開発コードネーム「Nehalem(ネハレム)」、そして、2011年に出荷された第2世代CPUが開発コード名「Sandy Bridge(サンディブリッジ)」です。Ivy BridgeのCore i7
Core iシリーズはデスクトップ、ノートパソコンともにメインストリーム向けに提供され、多くのモデルで採用されています。上位モデルでは、実際に計算処理を行うCPUコアを4つ以上搭載するクアッドコアCPUも複数ラインナップされていました。開発コードネーム「Ivy Bridge(アイビーブリッジ)」はその第3世代目となる最新のCPUなのです。
一番の魅力はグラフィクス性能が大幅に向上したこと
「Ivy Bridge」では、新たにCPUの製造プロセス(密度)が、32nmから22nmに微細化されました。このことにより、消費電力の低減などさまざまな機能強化を実現しています。Ivy BridgeのCPU内の構造。GPUの大きさがわかる。
その中でも最も注目すべきなのが、グラフィック性能の向上です。米インテルの発表では、CPU内蔵のグラフィックス性能は第2世代の「Sandy Bridge」と比較して、約2倍にも強化されているのです。
「Ivy Bridge」なら話題のDiablo IIIも動作できる
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開発元の米Brizzard社が発表している推奨スペックでは独立したGPUが求められていますが、「Ivy Bridge」なら動作ことが可能です。このため、低価格なウルトラブックでも、「Diablo III」を楽しむことができるのです。
次のページでは、「Ivy Bridge」ならではの機能をご紹介します。