初めてビデオ編集ソフトに触れるなら、まずは体験版から
たとえば「Corel VideoStudio X5」は、使いやすさで初心者に人気の高いビデオ編集ソフトです
でも、ビデオ編集ソフトは数多くあり、その中から選ぶとなると、ちょっと大変かもしれませんね。その場合は、人気のあるビデオ編集ソフトをとりあえず選んでみましょう。
たとえば、いま読んでいるこの記事のページ下部に「人気動画撮影・動画編集ランキング」があります。これを参考にしたり、知っている名前のものがあれば、それを選んでみもよいでしょう。
ところで、「選ぶ」といっても、ソフトを購入するのではなく、基本的に「体験版を入手する」と考えて下さい。購入は、その後になります。
なので、まず最初に、
- ランキング上位の編集ソフトの体験版を入手する
- 知っている名前のビデオ編集ソフトの体験版を入手する
選び方として、そんなアバウトなことでいいのかと思うかもしれませんね。大丈夫です。それなりの理由があるのです。利用ユーザーが多く、人気のあるビデオ編集ソフトというのは、大体次のような理由から注目度が高いと考えられます。
- 使いやすい
- ある程度の機能を備えている
- ガイドブックなど関連情報が豊富
- 多くのユーザーが利用情報をネットにアップしている
※主なビデオ編集ソフトの体験版ダウンロードサイトは最終ページに掲載しています
体験版を入手したら確認すべきこととは?
ビデオ編集ソフトの体験版を入手したら、次のことを行います。・映像を編集してムービーを作ってみる
具体的な作業内容は、以下になります。
- 映像データを取り込む
- 取り込んだ映像をトリミングする
- 切り替え効果(トランジション)を設定する
- タイトルを作成する
- BGMを設定する
- ファイル出力する
この作業、実はビデオ編集で行う一般的な全作業でもあるのです。
体験版ソフトは、どのメーカーでも一定期間(30日間が多い)はフル機能を利用できるというのがほとんどです。以前の体験版のように、機能が限定されるというのは少ないようです(ソフトによっては、出力形式に制限があるというものもあります)。
そして、以上1~6までの編集作業を行い、次の点をチェックします。
1. 使い勝手はどうか
- 映像データの読込が簡単
- 作業の流れがわかりやすい
- 作業を行うためのコマンドが見つけやすい
編集したムービーをYouTubeにアップロードしたい、あるいはiPhoneなどのスマートフォンで持ち歩きたいなど、利用目的に応じたファイル形式で出力できるかどうかをチェックしましょう。
この2つを、じっくりと確認してください。これが、先に解説した「家庭の事情」なのです。この点に満足できるなら、そのソフトを購入して下さい。
なお、この作業を行うには、操作をガイドするヘルプや関連情報が必要になるかもしれません。そこで、ソフトメーカーのサイトで利用方法が紹介されていないか、あるいはインターネット等で利用ユーザーが使い方などを紹介していないかどうかなどを確認します。また、ガイドブックがあるのかどうかなども、チェックしておくとよいでしょう。
さて、すでにビデオソフトを持っているのに、自分に合ったものがわからないという人は、どうすればよいのでしょうか。