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大阪 最新イチオシ「お土産」ピックアップ

「大阪のお土産って何がいい?」―今、最も売れている大阪のお土産をピックアップして紹介します。お土産を贈る人も受け取る人もきっと満足するはず!

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド

大阪のイチオシお土産

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大阪ならでは! 伝統あり笑いありの“お土産”選びが楽しめます

京都だと和菓子、神戸だと洋菓子のお土産が“定番”ですが、大阪ではさていったい何をお土産に買って帰ろうか迷ったことはありませんか。

大阪は、関西随一の大都市であり、和から洋までさまざまなお土産がそろっています。しかも、新たな大阪のお土産も続々と登場中。今回、大阪で今、最も売れているお土産を、道頓堀のど真ん中にあるお土産処『いちびり庵』道頓堀店でリサーチしてきました。

一度食べたら忘れられない“ふわんとろん”

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売り切れ続出の人気 「大阪半熟カステロ ふわんとろん」

まず今、同店で最も売れているお土産が『大阪半熟カステロふわんとろん』(8個入り735円/12個入り1050円)。通常のカステラ生地よりも“半熟”なのがポイントで、中身はネーミング通りのふわふわ感が味わえます。そして、口の中に入れると、まるでとろけていくかのような食感。一口サイズなのでとても食べやすく、個包装がまたうれしい。

ちなみに以前、道頓堀をバックにした芸人さんたちのテレビCMで話題になり、2012年のゴールデンウィークに新大阪駅で販売されて大好評を博した商品。同店では、7月1日から販売スタートしたばかりで、売り切れ必至。ぜひ見つけたら“ふわんとろん”な新食感、味わってみてください。

 まだまだ健在 「くいだおれ太郎」スイーツ

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くいだおれ太郎の顔の形をしたサブレ。微妙な表情の違いも要チェック

大阪のシンボル的存在「くいだおれ太郎」が店頭に立っていた飲食店が閉店したのは2008年7月のこと。当時、くいだおれグッズが飛ぶように売れ、くいだおれ太郎の行き先も取沙汰されるなど大きな話題になりました。その後、元のくいだおれビルから数十メートル東にあるくいだおれ中座ビルに落ち着き、今も道頓堀で元気な姿を見せています。

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まだまだ高い人気を誇る「くいだおれ太郎」関連グッズコーナー

そして、くいだおれ太郎のグッズは、大阪のお土産の中でもいまだ高い人気を誇ります。特に、プリンやバームクーヘン、はちみつケーキなどのスイーツ類が充実。その中でおすすめなのが『くいだおれ太郎サブレ』(10枚入り880円)です。

くいだおれ太郎サブレは、2012年3月に発売されました。黄色い缶に描かれたくいだおれ太郎がなんだかかわいい。中には、太郎の顔の形をしたサブレが入っていて、袋には「よろしゅうおたのもうします」(よろしくお願いいたします、の意味)や「もうちょっとまかりまへんか?」(もう少しまけてもらえませんか、の意味)など16パターンあるとのこと。

サブレをよく見ると、太郎のまゆげや目線が微妙に違います。個包装されているので、たとえばオフィスでお土産に配るのにもピッタリ。あとで缶はちょっとした物入れにも使えそうです。

ちなみに、くいだおれ太郎は、同店のすぐそばにいます。お土産とともに、お見逃しなく。


 固定ファン多い 大阪伝統の「七味」

さて、目上の方やお世話になっている方に、大阪のちょっと粋なお土産としておすすめなのが『やまつ辻田』の“七味”シリーズです。
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昔ながらの固定ファンが多い老舗「やまつ辻田」の七味シリーズ

やまつ辻田は、創業明治35年(1902年)で、大阪・堺にある和風香辛料の老舗。いまや珍しい国内産唐辛子、朝倉粉山椒、丹波黒ごま、実生の柚子、高知糸すじ青のり、有機ごまなど7つの原料を100年来の石臼製法でひきあげ、創業時からの秘伝で調合した山椒の香り高い極上の味です。

特に、『極上七味』『七味柚』は、手のひらサイズの小さな缶に入っていて、パッケージがとてもかわいい。たとえば、薄氷に散る梅の花びら「氷梅」、光源氏が舞う「青海波」など、千代紙が趣を感じさせ、お土産はもちろん、結婚式の引き出物などにも用いられるそうです。

また、袋に入った詰め替え用もあります。表に昔ながらのかわいいイラストが描かれていて、裏は郵便の宛名になっているので、80円切手を貼ってそのまま送ることもできます。


 丸ごと食べられる! 大阪産のアイデア商品

 大阪で海苔(のり)、と言ってもいまいちピンと来ないかもしれません。でも、大阪の南部では今でも海苔を生産するエリアがあります。その大阪産の海苔を使い、美味しさとともに大阪らしいアイデアある商品が『海苔カップ』(420円)です。
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大阪産の国産海苔だけを使ったこだわりの「海苔カップ」

たとえば、お弁当の中によく使われるカップケース、食べた後にゴミになってしまいます。でも、この海苔カップを使うと、そのまま食べることもできるのでゴミにならず、エコにも貢献するという優れもの。

しかも、大阪府が府内の農林水産物や加工食品をブランド化して認定する「大阪産(もん)」に指定されている数少ない大阪・泉州産の海苔のみを使用。カップごと口に入れると、その海苔の旨みが広がります。

海苔カップの使い方は、自由自在。お弁当で具材を入れるのはもちろん、ごはんを入れておにぎりのように食べてもいいし、納豆を入れるとこれまたおいしくいただけます。


 大阪ならではの地サイダー & 地ラムネ

全国に続々と登場するご当地ならではのサイダーやラムネ。大阪にももちろんあり、その筆頭はやはり『たこ焼き風ラムネ』(126円)でしょう。さすがに“たこ焼は入ってまへんで”とパッケージにある通りですが、その中身、果たしてたこ焼きの味がするか否か、ぜひ一度チャレンジして欲しい商品です。
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大阪のさまざまな個性ある“地ラムネ”“地サイダー”がそろう販売コーナー

正統派な商品ももちろんあります。『大阪ラムネ』(126円)は、ピンクのラベルがかわいい昭和レトロ風で、ライム系のシャキッとした爽快な香味が特徴。4世紀半ぶりに復活販売された姉妹品の『大阪サイダー』(150円)もオススメです。

一方、最近人気が上がっている大阪の地サイダーが『桜川サイダー』(160円)です。製造するのは、創業300年の歴史を持つ大阪・箕面市の日本酒蔵『能勢酒造』。豊かな自然に育まれてきた名水「桜川」と現在の炭酸水製造技術のコラボレーションで生まれた商品です。昔懐かしいラムネ味でのどごしよく、飲むと口の中がさっぱりしてすごく美味しい。同じ能勢酒蔵による『桜川ゆずサイダー』(210円)は、箕面産の柚子果汁が配合された限定品。ラベルにはご当地キャラクターもいるので要チェックです。

数ある大阪のお土産のうち、最近発売されたもの、今まさに最も売れているものなどを厳選、ピックアップして紹介しました。いずれもただ美味しいだけじゃない、大阪らしいこだわりの商品ばかり。ぜひ、大阪を訪れた際の参考にしていただければと思います。
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道頓堀でくいだおれ太郎と同じビルにある土産処「いちびり庵」道頓堀店


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いちびり庵 道頓堀店 
住所:大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル1階
TEL:06-6212-5104
営業時間:10:00~22:00
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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